北方ジャーナル 11月号 (発売日2012年10月15日) 表紙
  • 雑誌:北方ジャーナル
  • 出版社:リ スタジオ
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月15日
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北方ジャーナル 11月号 (発売日2012年10月15日)

リ スタジオ
時代を撃つ北の報道・評論誌

北方ジャーナル 11月号 (発売日2012年10月15日)

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目次

【現地ルポ】津波被災地での1週間(前篇)

復興とは、何だろう

未曾有の被害を出した東日本大震災の発生から1年半以上が過ぎた。福島県内の“原発被災地”では活動に制限があるようだが、岩手県や宮城県の“津波被災地”では今も大勢のボランティアが支援活動に汗を流していると聴く。彼らは、どんな思いを抱いて被災地に入り、どんな活動をしているのか。宮城県石巻市に拠点を設け、図書を通じた被災地支援を行なっているボランティア団体「北海道ブックシェアリング」(札幌市・荒井宏明代表)の動きを追いながら、出会ったボランティアなどに問い掛けてみた。「どうなれば、被災地が復興したと言えるのでしょう」──。

【インタビュー】
「仮設住宅がある限り、復興ではない」
荒井 宏明さん(北海道ブックシェアリング代表)

「ボランティアさんの『ただいま』が何より嬉しい」
萩原 史さん(社会福祉法人 陸前高田市社会福祉協議会 災害ボランティアセンター)

「閉所で終わりではなく、つながりを残したい」
吉田 秀昭さん(社会福祉法人 住田町社会福祉協議会 住田町災害ボランティアセンター)

「『リムディ・11』の精神で、持続的な被災地支援を」
後藤 善久さん(札幌大学学生部長)、弘田 亮さん(同学生支援オフィス)、
高橋 孝介さん(同法学部3年)、東谷 嘉宏さん(同法学部2年)

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【連載】
元道新記者・黒田伸の「原発洗脳日記」(第2回)

湯水のように使われていた
原子力の「メディア対策費」
飲食接待費は氷山の一角だった!

東日本大震災での福島第一原発の事故を報じるNHKや民放テレビ、新聞各紙の報道をそのまま信じていた国民は、ほとんどいなかっただろう。安全神話を作り上げたメディアにすでに不信感が募っていたからだ。22年前に原子力担当になった私は、幌延問題や原発立地に使われる公金がいくらなのか興味を覚えた。つまり、メディアごと洗脳するためのカネである。動燃幹部と取材を通して関係が深まったある日、彼らが幌延対策用に道内メディアにいくらカネを使ったかを詳細に記した一枚の表を私は手に入れた。前号で「書かなかった」としたのは、そのことだ。核心に入る前に、その伏線となった銀座での出来事について触れておこう。

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【緊急インタビュー】

「現在の嚢胞・結節は問題ない。
5年後、何が起きるかだ」
 ――福島・甲状腺検査結果について、
専門医・亀田博氏に聴く

福島県の子供たちを対象に行なわれた甲状腺検査の結果が、一部公開された。本年4月から8月までに検査を受けた4万2000人のうち、「結節」が認められた子が385人(0・92%)に、「嚢胞」の認められた子が1万8139人(43・13%)に上ったという。ある意味ショッキングなデータだが、ここは専門家の冷静な判断に耳を傾けてみたい。眼の前の数字に一喜一憂せず、5年後、10年後を見据える視点を持つよう説くのは、甲状腺専門医の亀田博さん(62)。今は「何でもない」、しかし将来は「決して楽観的に構えることはできない」――。

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【連載 第38回】「倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ」

知事会見、開放度に格差あり
47都道府県の実情、一挙公開

本誌8月号などで報告した通り、北海道庁の施策などを取材する北海道政記者クラブ(21社加盟、88人登録)は、本年度もなお知事定例記者会見のフルオープン化に消極的なままだ。開放を求める本誌の要望に対しては、クラブ独自の見解を示すことなく「(定例会見の)共催者である道は現在、北海道政記者クラブ加盟社以外の質問、動画撮影、同時中継を認めていないと認識しております」と答えるのみ。3年前に中央で生まれた官庁会見開放の波は、まだ地方まで届かないのか。現時点での全都道府県の事情を、取り急ぎまとめてみる。(小笠原 淳)

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【更生施設】

ボランティアの草分け
底辺見据え半世紀

「ボランティア」という外来語が定着する前から、その取り組みは静かに続いてきた。罪を犯した人たちに必要なのは、罰だけではない──。非行に走る若者や犯罪に手を染める女性、行き場のない高齢受刑者など、道を誤った社会的弱者に広く手を伸べる「更生保護女性会」。全国各地の単位会が今年から来年にかけて発足50周年を迎える中、札幌でもこの10月に地元の連盟がその節目を祝った。法務・矯正・司法とは違う形で更生保護の一翼を担うのは、日本のボランティアの草分けともいわれる一般の女性たちだ。

【フォトレポート】
鉄窓に射す陽──札幌刑務所見学会
名もなき600人、安らかに──札幌刑務所慰霊祭

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【検証】北広島「北海道歯科技術専門学校」

関係者が“裏金報道”を真っ向否定
「4億円の私的流用などあり得ない」

昨年8月下旬、マスコミに大きく報道された歯科技工士養成校、北海道歯科技術専門学校(北広島市・中田久夫校長)を運営する財団法人歯誠学園(阪秀樹理事長)問題の続報だ。1978年から97年にかけて当時の理事らが不正経理を繰り返し、4億円あまりの裏金をつくり私的に流用したなどと報じられた一件で、このほど事実関係を全面否定する関係者の新たな証言が得られた。第三者委員会が意見書で不正経理の事実を退けた核心部分を併せて報告する。

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【連載】札幌市と“20年闘争”を繰り広げる男の軌跡──農地違法転用篇 (21)

「やっと道庁が告発したらしいよ。
司法の場で白黒付けるまでやるさ」

「司法の場じゃ、100対ゼロってことはないだろ。正当防衛にしろ過激な行動をしたのは確かだし、そこのところは素直に謝るさ(笑)」。北海道と札幌市の度重なる指導や処分を受けながらも、昨春から「エコ村」と称するアパート群の建設を進めてきた手稲前田地区の“元農家”田中賢三氏(65)。道が告発に踏み切ったとの未確認情報にも、まるで動じる様子はない。一方、同氏の“仇敵”である札幌市との間では、長年にわたる対立事項に一部とはいえ和解の兆しもあるようで──。(10月4日現在)

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【ニュース】
◆「恵庭OL殺人事件」で大越受刑
 者と伊東弁護士らが再審請求へ
──9月上旬に行なった燃焼実験結果を新証拠として提出

◆星槎グループ創立40周年。来春開校の
「札幌もみじ台キャンパス」でも祝賀会
──市立小学校から校舎を引き継ぎ新たな展開へ

◆全国の高校生がレシピを考案。酪農
 学園大とセコマがスイーツでコラボ
──この秋、「牛乳スイーツ」などを期間限定販売

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【長期連載】“農と食”北の大地から
「農業応援団」をめざす求人企業
──北海道アルバイト情報社の実践から──

志は「北海道に暮らす一員として」
異業種が“農の世界”を多彩に支援

生産だけでなく、運ぶ、加工する、飲食に提供する…と“農の世界”は懐が深い。道内各地で求人誌を発行する㈱北海道アルバイト情報社(村井俊朗社長)がCSR(企業の社会的責任)活動の一環として、本道農業を応援する取り組みを始めて3年。由仁町内に農園を開設したのを皮切りに、若手農家や飲食店関係者らと協力して農産物の直売イベントやセミナー、無料の小冊子の作成、新規就農者のサポートなどを精力的に進めてきた。来年のオープンをめざし、札幌市内では新しい農園も造成中だ。一連のプロジェクトに関わる人たちに会い、その取り組みと思いを追った。(ルポライター 滝川 康治)

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【フォトレポート】

新千歳空港ターミナルビルで
進化を続ける人気3スポット
エンターテイメント施設が集客を牽引

新千歳空港旅客ターミナルビルがリニューアルされてから1年。オープンした商業施設やエンターテイメント施設はその後も充実が図られ、北の空の玄関口として航空旅客だけでなく地域住民に親しまれるゾーンとしてますます魅力度を高めている。

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【シリーズ】発達障害を考える(10)

焦りが我が子を追い詰める
負の連鎖を断ち切ろうと
決意した若き父親の苦悩

本シリーズの連載を始めてから、発達障害の子供を持つ親たちの苦悩や悲しみの大きさを改めて知った。マスコミなどで発達障害が取り上げられる機会が増えたとはいえ、世間の無理解と偏見はまだまだ根強く、親たちはさまざまな重圧に苦しんでいる。今回取材に応じてくれたアスペルガー症候群の息子を持つ父親は、近く仕事を辞め子供に寄り添って生きていくことを決めた。だが「心のどこかで障害を受け入れられない自分がいる」──。そう吐露する本人の心境に迫った。(武智敦子)

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【新たな精神医療への挑戦】始動した「札幌なかまの杜クリニック」

投薬量を抑え仲間の力で
共に回復していく場所を

これまでの精神医療とは異なる新たな形の精神科クリニックが10月1日、札幌市中央区にオープンした。「市民が創る、市民のためのクリニック」を基本理念に掲げた医療法人社団楽優会「札幌なかまの杜クリニック」──。薬物療法に偏らず、当事者が“仲間の力”を活用しながら回復し社会参加できる環境づくりを目指す。同法人理事長でクリニック院長の吉田匡伸氏にその概要や運営方針などを訊いた。(武智敦子)

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【首長インタビュー】
岩見沢の新市長 松野 哲氏に訊く

市役所の改革は「市民のために
働く公務員」への原点回帰から

9月9日に行なわれた岩見沢市長選で他3候補に3000票以上の差をつけて勝利した松野哲氏(56)は、渡辺孝一前市長のもとで企画財政部次長を務め、直近は収納対策担当として税金徴収の最前線に立っていた。そこで目の当たりにしたのは市役所に対する市民の不信と不満だったという。「市民の信頼を何とか取り戻したい」という強い思いが組織もバックもない中で自身を出馬へと駆り立て、初当選の原動力となった松野氏。30年間を超える市役所生活で失わなかった市民感覚が血となり肉となって岩見沢市政に変化をもたらしていきそうだ。“空知の拠点都市”の新トップとなった松野氏に出馬の経緯や市役所改革に取り組む決意を訊いた。 (9月26日収録)

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【企業】中古車買取「ジャムコ」の安ヶ平祐也社長に訊く

躍進の秘訣は実直と信頼の査定
東北進出で年商20億円が視野に
札幌で起業した中古車買取のベンチャー「ジャムコ」が成長軌道へ

難病を抱えながら着実に業績を伸ばしている若手経営者がいる。中古車卸売業「ジャムコ 国際中古車流通センター」(本社札幌)の安ヶ平祐也社長(37)がその人だ。オーソドックスでシンプルな経営ながら倍々ゲームで売上げを伸ばしている理由は、徹底した顧客目線にある。中古車買取の専門業者として1人で起業してから6年、法人化してから4年。年商5億円になった今でも本社はプレハブのままだ。10月中旬には仙台に新たな拠点を設け、東北進出も果たす。「売ってホントに良かった」という満足と安心を与える中古車卸売業はそう多くない。ベンチャー魂を誇示せず淡々と挑戦を続ける安ヶ平社長の胸に秘める思いと今後の計画を訊いた。(9月25日収録)

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【まちづくり】
注目! 市民参加の都市型養蜂「サッポロ・ミツバチ・プロジェクト」

“ミツバチの目線”による街づくり
企業との連携でブランド化も推進

ここ数年、都市型養蜂が全国的な広がりを見せている。札幌都心部で2010年5月に始まった「サッポロ・ミツバチ・プロジェクト」(通称さっぱち)もその一つ。大通公園に近いビルの屋上に巣箱を置き、子供向けの採蜜体験や緑化推進活動、企業との連携によるスイーツの開発など市民参加の取り組みが注目されている。3年目を迎えた「さっぱち」の活動、ミツバチの目線による街づくりをレポートする。

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【話題の人】独立型社会福祉士として活躍する
おがわ社会福祉士事務所・ 水戸 由子代表に訊く

「これまで培ってきた経験を活かし、
社会福祉士を育てるのが私の夢です」

福祉分野の国家資格である社会福祉士は、ソーシャルワーカーとも呼ばれる。病院や介護施設、行政の窓口などに所属し、生活に困りごとを抱える人の相談や指導、援助といった重要な仕事を担う。ところが最近、組織に属さない独立型社会福祉士の活動が少しずつ知られるようになってきた。2009年、北広島市に「おがわ社会福祉士事務所」を開業した水戸由子さんもそんな一人。専門職として成年後見人の受任や相談業務などで業績を伸ばし、今年5月には札幌市内に事務所を移し活躍の場を広げている。社会福祉士が独立しソーシャルワークを行なう意味と狙いは──。“独立型社会福祉士のお仕事”について、水戸さんにじっくり話をうかがった。(9月24日収録)

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【フォトレポート・トピックス】
●ソニー生命が「がん治療最前線と保険」をテーマにセミナーを開催
●ビールの秋 in サッポロ  ミュンヘン・札幌 姉妹都市40年
●太陽財団が助成対象事業の募集を開始
●「Qちゃんファーム」で大収穫祭!
●「HAPPY」新和グループの主催で札饗が札医大でロビーコンサート

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【連載コラムなど】
*ビール・インフォメーション
*はるばるヒーロー
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*連載小説「時は誰も待たない」
*気になるあの娘のOnとOff(レッスンワン「まに」)
*人物株価
*シネマ『あらしのよるに』 
*視点 公共交通をどうする?
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*新設企業ファイル
*異聞見聞稚内
*財界さっぽろ酒井雅広の“スーダラ記者日記”
*名画の小部屋
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『はぁもにか』

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「北方ジャーナル」は昭和47年(1972年)に札幌で誕生した月刊雑誌です。いわゆる地元政経誌のジャンルに分類される媒体ですが、生活者の視点と取材を重視する編集方針を創刊以来のポリシーとし、05年11月からは有限会社Re Studioが発行元になっています。政治・宗教・医療情報に強い総合誌で、「北海道独立論」などユニークな長期連載も。日々の道内ニュース、掲載記事の続報・予告は「北方ジャーナルブログ」でも公開!

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