北方ジャーナル 5月号 (発売日2013年04月15日) 表紙
  • 雑誌:北方ジャーナル
  • 出版社:リ スタジオ
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月15日
北方ジャーナル 5月号 (発売日2013年04月15日) 表紙
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北方ジャーナル 5月号 (発売日2013年04月15日)

リ スタジオ
時代を撃つ北の報道・評論誌

北方ジャーナル 5月号 (発売日2013年04月15日)

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目次

【報道】
「開かれた司法」が閉じ始めた

「なぜ札幌で…」
抜き打ちスタート、裁判所・所持品検査の不可解

市内弁護士が猛然抗議
フリー記者は職員と衝突

3月1日、札幌市中央区の札幌高等・地方裁判所庁舎で一般の訪庁者に対する所持品検査が始まった。裁判傍聴のために同庁舎を訪ねる市民は、入庁するたびに手荷物を検められ、全身を調べられることになる。庁舎を管理する高裁は「警備上の目的」を標榜するが、訪庁者の中には一切の検査を免除される人たちもおり、警備は必ずしも徹底されていない。善意の市民のみに協力を強い、私物のチェックやセクハラまがいの身体検査を続ける意義は、どこにあるのか──。(小笠原 淳)

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【連載 第44回】 「倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ」

「通行証をお持ちの方はこちらからどうぞ」
記者クラブを優遇する裁判所

今回の小欄は16ページからの特集記事と連動してお届けする。同特集でも報告したように、3月1日から入庁者の所持品検査を始めた札幌高等裁判所は、北海道司法記者クラブの記者たちを検査の対象外とした。裁判所が交付する「通行証」を携帯する記者は、一切の検査を受けずに入庁できるという。職業差別にも通じるこの運用、当の記者クラブはさほど関心を寄せていないらしいのだが──。(小笠原 淳)

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【連載】
元道新記者・黒田伸の「原発洗脳日記」(第8回)

捏造された「放射能報道」で犠牲になった鉢呂元経産相
「3・11」後も事実を伝えない大手メディア

東京・千代田区の首相官邸前では、今も毎週金曜日の夜になると多くの市民が「原発反対」「再稼働反対」を叫ぶ。経済産業省前の「原発テント」では、福島からやって来た市民らが24時間態勢で寝泊まりしながら脱原発を訴えている。安倍政権は原発再稼働に前のめりだ。だが、それを新聞やテレビのマスメディアは強い論調で批判しづらい状況にある。円安、株高などを誘導した政権の支持率が高止まりしているためだ。フクシマの事故以降、国民は原発への不信感と同時に大手メディアに対しても厳しい目を向け始めた。いくつもの誤報やウソを目の当たりにしたからである。北海道新聞も含め大手メディアは、誤報であっても一度報道すると検証記事や訂正を掲載することはまれだ。その象徴が野田政権下の鉢呂吉雄・元経済産業相の辞任劇だった。(ジャーナリスト・黒田 伸)

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【北電】北電の「電気料金値上げ」を検証する

道民に痛みを押しつける前に給与の削減、資産売却を急げ
呆れる「北電の常識は道民の非常識」

北海道電力(本店札幌・川合克彦社長)が電気料金の値上げを表明した。電力供給の3割近くを占めていた泊原発の停止で火力発電の燃料費が増加、悪化した収支を改善するためだ。値上げの幅と時期は明言しなかったものの家庭用で1割、企業向けで2割程度と見られ、国の認可が必要な家庭用は4月にも申請、今夏以降に実施する意向と思われる。川合社長は経費削減の合理化を徹底するとしたが、道民の理解を得るためには値上げの前に給与削減、資産売却、入札改革の3点セットが不可欠だ。「北電の常識は道民の非常識」を正し、自らの身を切る大胆なコストカットが何より同社に求められている。(ジャーナリスト・佐久間 康介)

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【経済】再生のスタート台に立つ道内3つのゴルフ場

待ち受ける高いハードル
一歩脱け出すのはどこ?

低迷経済とゴルフ離れが追い討ち

アベノミクスでデフレ脱却の期待が高まっているものの、道内の実態経済は依然として低迷状態を抜け出していない。破綻した企業の再生もままならないのが現実だ。こうした環境では、入場者数が経営を左右するゴルフ場の再生はことのほか難しい。ここ2年ほどの間に経営破綻したゴルフ場が今シーズンのオープンを前に相次いで新たな経営体制を構築。だが、果たして予定通りに再生が進むかどうかは予断を許さない。中にはいったん決まった再生スキームが宙に浮いているゴルフ場もある。再生を目指すゴルフ場3コースの現状と今後を探った。(4月6日現在)

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【教育】 シリーズ 発達障害を考える(16)

「頑張って生きてきたね」
発達障害の若者たちが集う“語り場”の可能性

発達障害と分かった若者たちが、人とのつながりを深めコミュニケーション能力を高めるための“語り場”──。「アスペルガー基地 みらい」の当事者会では、楽しい会話を心掛けながら若者たちが自己肯定感を取り戻すための取り組みが行なわれている。人間関係が苦手、家に閉じこもりがち、話を聞いてもらいたい…など参加する理由は様々だが、ここには「あるがままの自分」を受け入れてもらえるという安心感があるようだ。3月27日に札幌市社会福祉総合センター(中央区)で開かれた例会に参加してみた。(武智敦子)

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【ニュース】
◆今回もやっぱり「伊達」と「小川」?
夏の参院選が孕む波乱要素とは
──カギ握る「新党大地35万票」。選択肢に独自候補擁立も

◆恵庭OL事件で弁護団らがシンポ
参加200人超、市民の強い関心
──「足利事件」「東電OL殺人事件」の関係者が講演

◆占冠村「ニニウ自然の国」めぐる訴訟は
札幌地裁で和解成立、キャンプ場再開へ
──村の提案を呑んだNPOは「最初から話し合いで済んだのでは…」

◆関心薄れた? さぽーとほっと基金の
「被災者支援活動基金」への寄附激減
──一時保養のニーズは高く、札幌市はPRに力を入れるが…

◆札幌・脱原発市民運動の闘士、逝く
遺志継ぐ仲間、泊凍結の署名継続
──白石区の泉さん、21日に市内で「偲ぶ会」

◆相継ぐ警察不祥事受け緊急出版
裏金告発10年目、元道警釧本部長
──増える警官の犯罪、歯止めきかぬ検挙率低下。組織「崩壊」の深層抉る

◆税金完納の“徴税逃がれ”が有罪
被告男性、「到底納得できない」
──「理解し難い判決」と弁護人。無罪主張貫き、高裁へ

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【長期連載】“農と食”北の大地から 第122回
「有機農業推進計画」の課題を探る(上)

市町村や農協への拡大が課題
試されている北海道の本気度

道は今年3月、2期目の「有機農業推進計画」を策定した。これまで手薄だった市町村や農協、有機農家などの連携体制を強化。地域ぐるみの取り組みを進めるために、慣行栽培農家のほ場の一部を有機農業に転換したり、新規参入希望者の研修体制を整えるなどの施策を盛っている。16年度の有機農家の目標数は、現在の2倍にあたる1300戸。こうした計画を“画に描いた餅”にしないために何が求められるのか──。有機農業の関係者を訪ね、道や農協、市町村などが採るべき道について意見を聞き、これからの北海道の有機農業が進む道を探った。(ルポライター 滝川 康治)

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【医療】リハビリに生まれた大きな可能性

旭川市の森山メモリアル病院が
ロボットスーツ「HAL」を導入

脳卒中などの後遺症に苦しむ患者にとって夢が現実のものになりつつある。医療法人社団元生会(旭川市・森山領理事長)は、傘下の「森山メモリアル病院」(中島進院長)に、脚に障害のある人の歩行を支援するロボットスーツ「HALⓇ」を導入した。介護スタッフの負担軽減やリハビリ支援に用いる福祉用具として開発されたロボットだが、国内の病院では神経や筋肉の難病患者を対象にした治験も始まっている。同院のリハビリテーション専門医で理学療法士でもある森泉茂宏医師にHAL導入の狙いと有用性などを聞いた。

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【雑感】
トウキョウ・イズ・ジャパン
田舎不動産の独り言

 我輩は田舎の不動産である。それも北海道の過疎地の不動産である。東日本大震災以降、都市部の不動産の取引が大分ガタガタしていたようだが、我輩にとっては別世界の話題である。
 この国の話題は大抵が大都市中心である。もっとも、田舎には人が少ないし、余程の大事件がなければ興味を持ってくれない。
 東日本大震災のお陰で、都会の人達も田舎の現状に少しは興味を持ってくれたようであるが、それも何時まで続くのやら……。
(不動産鑑定士・土地区画整理士 不動産カウンセラー 堀川 裕巳)

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【医療】
医療法人社団 千仁会 千田典史理事長に訊く

真摯に患者に向き合い、後進を育成
「いま、安心できるインプラントを」

顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、自分の歯のように噛めるようにするインプラント治療。欠損歯に対する画期的な治療法として注目を集める一方で、麻痺が残るなどさまざまなトラブルも急増している。トラブルが起こる背景の一つとして指摘されているのが、十分な技術や経験を持たない歯科医師たちの存在だ。自由診療で高額な治療費のかかるインプラントだからこそ、ルール作りや患者の安全を担保するための対策が求められる──。そんななか、札幌市北区を中心に市内4カ所で歯科医院を展開、インプラントに関する市民向け公開講座にも取り組んでいる医療法人社団 千仁会の千田典史理事長に注目。歯科医療の現状を踏まえながら安全なインプラント治療や業界の課題などを訊いた。(3月21日収録)

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【ものづくり】
港町小樽で家業を護る北の匠(前篇)

飛び込み営業やイベントで活路拓く
織物加工店・三代目店主の心意気

かつて北の玄関口として栄えた港町小樽は、夢と富を求めた職人たちが全国から結集し、“モノづくり”の文化を育んだ。しかし、時代とともに手仕事は機械化の波に呑まれ、職人を取り巻く環境は厳しさを増す。経営難と後継者不足。変わるものと変わらないもの──。時代の狭間で葛藤しながら、家業を護り継ごうとする北の匠の今を追った。

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【暮らし】家族葬の現在

ニーズに合う費用、アメニティ、料理
コープさっぽろ『フリエホールつきさむ』

コープさっぽろ(本部札幌・大見英明理事長)が、家族葬に的を絞った直営の葬儀場「フリエホールつきさむ」(札幌市豊平区)をオープンしてから5カ月、料金の透明化や心のこもったサービスが受け入れられて利用が増えている。

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【話題の人】
星槎さっぽろ教育センター長に就任した 武内 隆央氏に訊く

「フリースクール開設は教育の原点に戻り、学びをサポートするためです」

この4月、札幌市北区に小さな学び舎「星槎さっぽろ教育センター」が誕生する。小学生から高卒生までを対象にしたフリースクール「星の教室」や保護者らを対象にした相談事業を展開し、様々な理由で不登校となっている子供たちの学びを手助けする。通信制の星槎国際高校札幌学習センターの前センター長で、フリースクールの立ち上げに奔走した武内隆央さん(40)は、「学校でも福祉の場でもない、人々が集う『まち』の仕組みとして機能する場所にしていきたい」と意気込む。子供たちに寄り添い、温かい眼差しを向けてきた武内さんの教師としての歩みや、教育にかける熱い想いを訊いた。(聞き手・武智敦子、3月14日収録)

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【長期連載】白井暢明の“未来を拓くドサンコロジー”
ホンネで語る北海道独立論

ドイツの旅と風景
ドイツの風景から未来社会建設のヒントを探る

 いくつになっても旅は愉しいものだ。ふだん住み慣れた空間を離れ、異文化の世界に身を浸していると、なによりもこころが若返る。かつての多くの芸術家たちがそうであったように、旅をすることは新たなインスピレーションや発想、つまり“創造力”の源泉なのである。
 私はいま、ドイツを中心に4カ国(ドイツ、オーストリア、チェコ、ルクセンブルク)、20以上の町を巡る旅をしている。その半数以上は私が初めて訪れる町だ。勿論かつての芸術家たちとはレベルが違うが、私なりに感動し、またなにかと思い出したことや思い当ることの多い旅だ。そこで今回はこの旅の途上で出遭ったいくつかの風景から、北海道独立、ひいては前々号で触れた「エコトピア」の建設につながるものとして、思い当ったことがらを書き綴ってみたい。


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【フォトレポート・トピックス】
*春の全国交通安全運動 増加に転じた交通事故死!
*春の道内観光 春の息吹を感じよう!
*今年度も大量採用! 太陽グループが2013年度入社式を開催
*「第8回ニトリ北海道応援基金」109件に総額1億円を助成!
*「土屋ソーラーファクトリー札幌」が稼働
*“複合ケア施設”「スモールヘルスケアタウン札幌南」オープン!
*札幌市の雪たい積場「新琴似8横」が250万立法mを突破!
*新和グループが札医大病院に車椅子18台などを寄贈
*整形外科の拠点「えにわ病院」が2台体制でMRI検査を開始!
*札幌のNPОが「北海道ひきこもり生活支援ガイドブック」を発刊

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【連載コラムなど】
*ビール・インフォメーション
*はるばるヒーロー
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*連載小説「時は誰も待たない」
*風俗嬢のonとoff(「絶対領域 みや」)
*人物株価
*シネマ『リンカーン』
*視点 公共交通をどうする?
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*新設企業ファイル
*異聞見聞稚内
*財界さっぽろ酒井雅広の“スーダラ記者日記”
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『アデュー(映画“アンナと過ごした4日間”の一コマより』

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「北方ジャーナル」は昭和47年(1972年)に札幌で誕生した月刊雑誌です。いわゆる地元政経誌のジャンルに分類される媒体ですが、生活者の視点と取材を重視する編集方針を創刊以来のポリシーとし、05年11月からは有限会社Re Studioが発行元になっています。政治・宗教・医療情報に強い総合誌で、「北海道独立論」などユニークな長期連載も。日々の道内ニュース、掲載記事の続報・予告は「北方ジャーナルブログ」でも公開!

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