特集「古都 鎌倉」
京都、奈良、江戸に続いて、「11月の古都シリーズ」第4弾は、鎌倉です。
日本初の本格的な武家政権発祥の地として世界遺産登録を目指している「武家の古都・鎌倉」は、三方を山に、一方を海に囲まれた、美しい自然と一体の都です。名所旧跡や四季の花など、折りたくなる要素がいっぱい。
ところで、関東近郊のいろいろな場所に「鎌倉」の名のついた道があります。そのすべての道はもちろん鎌倉に通じていて、そのくらい整備されていたので
す。私たちも、そんな鎌倉街道のように、それぞれの目的地に向かって、折り紙の道を進んで行こうではありませんか。それでは、いざ、鎌倉!
①☆平安の武士と馬・笠原邦彦
私のもっとも古い時期の作品を取り上げていただき、ちょっぴり恥ずかしいような、でも嬉しいことです。この複合の「馬」は、敬愛この上なき千野利雄先生の御作にならったものでした。
②☆太刀魚・松野幸彦
はじめは「下あご」のあるものを、と思いましたが、考えなおしました。
むなびれに紙の裏が少し出ますが、作りやすさを優先した結果です。頭の「ぐらい折り」を避けるために、工程(⑥~⑧)を加えました。
③北条政子(尼将軍)・川手章子
ゆったりとした上着の下に袴をつけた人が現れました。昔(いにしえ)の人の風情を感じました。作品を見ながらいろいろ想像し、楽しんでみました。
④日本家屋・松野幸彦
入母屋と切妻の2種類の屋根ができます。入母屋の屋根の形が気に入っています。外壁(本体)は、屋根との形合わせのため、伝承の箱の変則折りです。下の箱をふせずに屋根をのせると、入れ物として使えます。
⑤三重の塔・永田紀子
10数年前に11枚で五重の塔を創りました(右)。今回は1枚で壁とひさしができるので簡単な作品となりました。
~詩を折る~[第17 回]『吾妻鏡』 静御前の和歌
色紙構成・制作 飯田伊勢子
⑥りす・青木良
飛び跳ねているリスをイメージして創作しました。四足でも二本足でも立ちます。
⑦サザンカの花・川手章子
童謡にも歌われているサザンカの花。私の作品リストの中に3回載っていて、さてどのサザンカが咲くのかな…と、ふとつぶやいた次第です。
⑧☆お地蔵さま・土戸英二
このお地蔵さまは、以前創った作品の簡易版です。折り方が分かれば、顔の比率を変えて個性豊かなお地蔵さまを創ってください。
⑨呉竹・秘伝千羽鶴折形より
江戸時代の1797 年に出版された『秘伝千羽鶴折形』の中に紹介されている作品です。
【ミニ知識】
◇鎌倉…神奈川県南東部にある市。日本史上初めて武士が本格的に政権をとり、源頼朝が鎌倉幕府を開いた都市です。頼朝が征夷大将軍に任官された1192年が始まりとされていましたが、今は壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼし、守護・地頭設置権を認められた1185年が始まりと解説する教科書もあるそうです。鎌倉は相
模湾に面して、三方は山に囲まれ、天然のとりでを持つ都でした。鶴岡八幡宮を平安京の内裏に、そこから由比ケ浜まで一直線の参詣道路の若宮大路を朱雀大路になぞらえました。外部から鎌倉に通じる道路には傾斜が急な地形を使って「切り通し」が設けられ、鎌倉に入るすべての人や馬、物資が管理されました。鎌倉時代が終わるのは北条氏が 新田義貞たちの軍に滅ぼされた1333年です。 戦国・安土桃山時代になると小田原や江戸に関東の中心が移り、江戸時代の鎌倉は都市の機能を失って、各村々に分かれていました。
◇太刀魚…体長1.5m に達する、刀のように細長く銀白色の魚です。尾びれや腹びれはなく、尾の部分は先細りになっていて、うろこはありません。旬は夏から秋の白身の魚で、塩焼きや煮付けなどにして食べるとおいしいそうです。名前の由来は姿が太刀に似ていることからという説と、頭上を通りすぎる餌をねらって立ち泳ぎをすることからという説があります。この魚には伝説があります。鎌倉時代末期から南北朝時代に活躍した武将の新田義貞が鎌倉攻略のために引き潮を祈願して、稲村ケ崎から相模湾に投げ入れた太刀の生まれ変わりだとするものです。
◇ 北条政子…1157年~ 1225年。鎌倉幕府を開いた源 頼朝の正室。伊豆の豪族の北条時政の長女で、伊豆の流人だった頼朝の妻となりました。頼朝の死後、出家しましたが、征夷大将軍になった長男の頼家、次男実朝が暗殺され、傀儡将軍として京から招いた二歳の藤原頼経の後見となって幕政の実権を握り、尼将軍と呼ばれました。口絵では、現在の横浜市港南区に残る伝説を表現しています。鎌倉に入る人たちが馬を洗ったり、身支度を整えるため利用したので馬洗川と呼ばれた滝壺がありました。馬洗川で馬を洗っていた二人の若武者に、政治の争いで失った息子の姿を重ね、「気をつけて鎌倉へ参られよ」と優しく言葉をかけたというものです。
◇多重塔…屋根が何層にも重なった木造や石造の仏塔です。高いので落雷で焼失しやすいそうです。建長寺は、1253年に創建された鎌倉にある禅宗の寺です。創建当時には「華厳塔」と呼ばれる三重塔とも五重塔とも考えられている多重塔が建っていたそうです。
◇静御前…生没年不明。白拍子。白拍子とは平安末期から室町時代にかけて行われた歌舞のひとつで、それを職業とする女性のこともさします。白水干に、
立烏帽子、白鞘巻の刀を差した男性の服装で、今様(当時流行した新様式の歌謡)を謡いながら舞いました。白拍子本来の歌舞を真ん中に、その前後に和歌を入れるのが定型で、白拍子とは雅楽の素拍子に通じ、基本のリズムという意味だと考えられています。静は13歳のとき、京都の神泉苑で行われた「雨乞いの舞」で舞ったあとに雨が降り、後白河法皇から「日本一」と賞賛され有名になりました。16歳で後白河法皇の計らいで源義経の側室となりました。
◇常盤御前…1138 年に生まれ、没年は不明。源 頼朝の父である源義朝の側室。美しい女性だったと考えられており、義朝との間に今若(のちの阿野全成)、乙若(のちの義円)、牛若(のちの源 義経)を産みます。義朝の死後、公家の一条長成に嫁ぐまでの事実は不明ですが、『平家物語』では3人の子を守るために夫の敵、平清盛の側室となります。
◇サザンカ…日本原産のツバキ科の花。秋の終わりから冬にかけて花を咲かせます。漢字の山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、サザンカは山茶花の本来の読みの「サンサカ」がなまったものと考えられています。鎌倉では葛原岡神社や源氏山公園付近が名所になっています。
●ミニ知識参考図書:『武家の古都、鎌倉』(山川出版社)、『日本文化のかたち百科』(丸善)、「横浜市港南区ホームページ」、『白拍子静御前』(新人物往来社)、『義経記』(岩波書店)、『伊勢物語』(岩波書店)、『花おりおり』(朝日新聞社)、『世界大百科事典』(平凡社)、『暮らしの歳時記』(講談社)、『日本の歴史』(作品社)、『神奈川県の地名』(平凡社)
<読者の広場>
【444号へのお便り】
「おばけちゃんとソフトクリーム」、おばけがソフトクリームに変身!するところが意外で、楽しいですね。おいしそうなソフトクリームの中におばけがかくれているなんて技あり!! です。早朝(4時ごろ)、野鳥のさえずりで目が覚めます。近頃特ににぎやかです。夏休みで、小学校のラジオ体操(夏休み)が始まり私も体を動かしています。ところどころ忘れている部分もありますが…。
青森県 原子睦子さん
折紙協会の封筒が届きました。開けてビックリ、きれいな折り紙が入っていました。「クイズ頭の体操」に当選したのです。ありがとうございました。四つ葉のクローバーを見つけて、何かよいことがあるかしら…とお便りしたのです。信じてしまいます。「新事務局へようこそ」、いつも楽しみにしています。本当に自分が見てまわっているようで楽しくなります。「和紙ものがたり」もよかったです。扇の歴史が少しわかりました。勉強になります。作品は「おばけちゃんとソフトクリーム」をたくさん折りました。「琉金」を折って小さいうちわに貼りました。折り紙をしていると時間を忘れますね。送っていただいた折り紙で何を折ろうかな~と今、考えています。
兵庫県 林 悦子さん
「クリスタルの花」、「琉金」がよかったです。「読者の広場」の中の「折り紙は薬より効きます」の文には心が動きました。最近はユニット式折り紙に凝っています。すきま時間に折りためて組み上げたときの爽快な気分が癖になりました。
東京都 中村路子さん
予想外の病気のため入院し、やっと家へ帰ってきました。「クイズ頭の体操」だけ折ることができました。早く他の作品も折ってみたいです。
鳥取県 高階圭子さん
「444号」が届き、いつものように「クイズ頭の体操」から始めました。そして先月号の「来月号のおしらせ」で気になっていた「扇風機」を折ってみました。来月号の「おわら」も楽しみです。最近買った本「ORIGAMI ART」と「ADVANCEDORIGAMI」が、「2012折紙シンポジウムin京都」の海外招待作家のMichaelG.Lafosseさんのものでした。この本を見てすごい!!と思っていたところに、43ページの写真とリスが目に入りびっくりしました。この方の作品で「錦鯉」を見たとき、本物の写真だと思ったくらいすごい!!と思いました。そして最近私なりに(下手ですが)「錦鯉」を使った色紙を作りました。シンポジウムには参加できませんが、ファンが一人ここにいることをお伝えできたらな~と思います。「443号」の46ページに載っていた、ふくらむ、縮む、ユニット多面体の折り方を載せていただきたいです。
大阪府 原田延子さん
【支部だより】
琉球支部設立五周年記念「おりがみ展」「折紙講習会」開催
琉球支部「月桃の会」 支部長 兼島栄子/沖縄県 (文:島袋保子/沖縄県)
支部結成5年を記念して、5月29日(火)~6月10日(日)の二週間、県立博物館・美術館の県民ギャラリーでおりがみ展を開催しました。折紙講師23名の会員全員参加の展示会です。川井淑子先生(日本折紙協会理事)の干支や花の色紙、立体の川崎ローズや鶴の菊、カーネーション、胡蝶蘭などの花、連鶴、アジサイ折り、平織り、フレーベルの模様折りそしてふるさとの風景など心をこめた作品が並びました。
美術館という場所と、TVやラジオ、新聞での報道のおかげで、観光の方、香港、台湾、インド、ベトナム、ハワイ、アメリカなど外国の方の見学もあり、英字新聞を見たという沖縄在住の外国の人もたくさん来ていただきました。
デイサービスの高齢者や車椅子の皆さん、保育園の子どもたち、折り紙サークルの方やそのお友達などおおよそ2000人の方に見ていただきました。部屋に入り「すごーい」「これが折り紙なの」「折り紙を見直したわ」といううれしい声。中でもふるさとの家の赤がわらの風景に「わぁ懐かしい」と涙を見せるお年寄りもいて案内係ももらい泣きしてしまった場面もありました。
一枚で折った連鶴、藤本修三さんの平織、アジサイ折りに感心する人や、フレーベルの模様折りのモチーフつなぎや立体の箱、キューブには、川井淑子先生からよかったねといっていただきました。中でもたくさんの蟻やフレーベルのモチーフつなぎ、平織、連鶴に挑戦した会員の中のただ一人の若い青年の作品は皆さんに好評でした。
二週間の展示が終わったときの充実感は皆の胸をいっぱいにしました。 埼玉の左方さん、金沢の斉藤さんが、初日に、遠くから来てくださり、作品も飾らせていただきました。展示会を見に来てくださった皆さんやメールや電話で応援をしてくださった皆さんに、本当に心から「にへぇでーびる」:ありがとうございました。
***
この「おりがみ展」を開催した県立博物館・美術館の講座室で、色紙の川井淑子先生をお迎えし、折紙講習会を開催しました。この様子も、またあらためて紹介したいと思います。
「髙木 智 遺作展」と、支部作品展
京都支部「古都折紙倶楽部」 支部長 山下 明/京都府
「2012折紙シンポジウムi n京都」会期中の7月22日(日)~24日(火)、同じホテル内の展示会場(鞍馬の間)で「髙木智遺作展」が開催されました。
京都支部名誉顧問でいらした高木先生は、シンポジウムが地元京都で開催され、ご自身も出席されることを、とても楽しみにしておられました。病躯をおして、その準備などに心していらっしゃいましたが、願い叶わず、昨年8月6日逝去されました。
高木先生は京都支部設立時から物心両面、全面的に支援して下さった大恩人です。髙木先生が人生をかけて追究された折り紙と俳句における功績を、多くの方に知っていただこうと、シンポジウム開催に合わせ、遺作展が計画され、京都支部も微力ながらお手伝いさせていただくことになりました。高木先生は折り紙の歴史研究の第一人者です。収集、愛蔵してらした多数の浮世絵、古書文献資料の実物、原本は、最も古くは江戸時代に折り紙作品が「図」として表記されていたという高木先生の研究の成果を証明しています。折り方の説明本などは、江戸時代から明治、大正、昭和初期の書籍を、数多く収集されたもので、折り紙の教育史、日本文化史における貴重な資料として五百名を超える来場者の目を釘付けにしていました。
そして、高木先生といえば、子どもが喜ぶ易しい折り紙作品をたくさん創作され、伝承折り紙や幼児、児童への教育、普及活動に熱心でいらしたことでも知られています。句集や折り紙の歴史研究の本とともに、並べられた子ども向けの可愛い表紙の著作の数々に先生の温かなお人柄が偲ばれます。
長年にわたり、高木先生の研究生活を支えてこられた奥様の晶子様が、厳選された出展作品の中で、「折紙作品 色紙 名画シリーズ」と「童謡シリーズ」はとくにすばらしいものでした。高木先生創作の折り紙作品と俳句作品を絶妙に結び合わせ、展示されました。俳句の道を共に歩まれ、高木先生の折り紙研究をずっと見守ってこられた奥様ならではの選定、展示です。高木先生力作の「弥勒菩薩」や「鎧兜一式」などの立体作品、全出展作品一つ一つに、奥様の先生への深い思い、ご夫妻の固い絆が感じられ、胸打たれます。シンポジウム開催にあたり、お忙しい中、ご挨拶にいらしてくださった門川大作京都市長も、小泉光太郎名誉支部長の案内で遺作展を見学されました。その感想は「折り紙の歴史研究の草分け的存在である高木智さんの遺作展をはじめ数々の作品を拝見。器用な手先と想像力をフル回転させて制作された力作揃い。とても感動しました! 小泉光太郎名誉支部長をはじめ関係者の皆さんのご尽力に心から敬意を表します。」と市長さんのブログに掲載されています。
高木先生は大変残念なことにシンポジウム開催前に逝去されましたが、遺作展を通じ、確かに私達と一緒に参加され、共にいらしたのです。
【みんなの作品展】
「梅ちゃん先生作品展」開催 梅本吉広(大阪府)
新潟支部の作品展に続き(『444号』P50「支部だより」をご覧ください)、石川県の日本折紙博物館で6月24日(日)~9月5日(水)、「梅ちゃん先生作品展」を開催することができました。今、NHKの朝ドラでやっている名前は、勤務する小学校で私が子どもたちから呼ばれている名前で、私の方が元祖?です。
個展としては2回目ですが、これまで制作した私の全作品140点余りを展示することができました。入口の看板は、私の手書きで、手作り感を出しました。今回、作品名だけでなく作品の見どころや簡単な解説をつけましたので、より深く折り紙を見ていただけたと思います。展示をコーナーごとに分け、進化するリング・昆虫・遊び・結びユニット物語・ゆるゆるユニット集・色紙・ねり紙・その他の立体 としました。特に結びユニットと指輪と遊ぶ折り紙は種類も多いので、見応えがありました。展示直後に、カナダから来られた学生のグループの見学がありました。「おりがみあいうえおひょう」を見て、「これは何ですか」など、楽しく日本語の交流ができました。
なお、展示には、細部にわたり地元金沢支部長の田中稔憲さん夫妻や、香川支部長の坂本整子さんにご協力いただきました。どうもありがとうございました
協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://www.origami-noa.jp/(トップページへ)
~日本折紙協会とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。
~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。
~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。
~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。
現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。
3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。
おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。
[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。
[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。
[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。
この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。
来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。
パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬
バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。
展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。
日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162
~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。
~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://www.origami-noa.jp/)の「ショッピング」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。
~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。
~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)
「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」
~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。
日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html
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