月刊麺業界7月号(10年) 目次
麺業界展望~この人に聞く!~
大阪府製麺商工業協同組合
太田年明理事長(㈱オオタメン代表取締役)
理事長就任、テーマは「和」
大阪府製麺商工業協同組合は、先日開催された総会で恩地稔理事長の後任として、太田年明新理事長を選出した。恩地前理事長は15年の間、同組合をけん引してきた。新理事長は就任のあいさつで「組合員全員で支え合う」と強調した。今後の展望について語ってもらった。
――理事長に就任して、抱負は。
太田 まず、目標となるテーマは「和」である。和をもって貴しとなす、という聖徳太子の言葉がある。私自身、これまで組合には深く関わってこなかった。そこでいきなりの理事長就任となった。いったい何をしたらいいのか、今までも平々凡々と元気で明るくやってきただけだ。だから「和」から始めようと思った。
独りよがりの戦略は正しくない
――「和」とはどのようなことか。
太田 今、ほとんどの飲食店の売上が前年を割り、我々製麺業者も打撃を受けている。そんなとき、自分だけが生き残りたいと誰もが思うだろう。その時に、独りよがりの戦略は正しくない、と基本に立ち戻ることが大切だ。「欲しい」と思われる商品を、値打ちを出して提供することが我々の使命だ。値打ちとは何か、価格を安くするか品質を良くするか、あるいはそのどちらも、ということである。そのためには自社だけでなく、業界全体で取り組まなければならない。「和」を保って信用を高めていきたい。しかし、競争は必要だ。相手を蹴落とす競争ではなく、切磋琢磨し、いいライバルがいるからがんばれるという「共創」を目指したい。
(中略)
――業界の今後は。
太田 「麺」だけで考えることはできない。以前、立ち食いうどん店の店主が、近所に同じ立ち食いうどんの店が出来ないか、心配していた。しかしライバルは同じ立ち食いうどんではない。マクドナルドができても客は減る。人口減の時代、麺業界だけでなく、食べ物の業界全体が変わってきている。人口減に関しては政府の政策に協力を願いたい。子供は簡単には増えないだろう。日本だけを思うと子供が減っているが、アジアの規模でみると若者の人口は多い。ここで、海外進出という言葉が出てくるが、そうではなく、海外から人が入ってくるのもいいと思う。食物の消費量も大きく伸びるだろう。
――組合の課題は。
太田 私の人生のテーマは「笑顔で生きていきます」ということ。仕事に対する思いも同じだ。「元気で明るく、うれしく、楽しく」、感謝の心がないといけない。理事長という大役を引き受けることを決めた時、「楽しくやろう」と思った。大阪の組合を日本で一番元気で明るい組合にしていきたいと思っている。
淡路島の「食」をつなげる生パスタ
創業100年の麺メーカーの新たな挑戦
淡路麺業
ご当地めん投入で市場活性化
日清食品チルド、サンヨー食品
「大規模小売業者と納入業者との取引に関する実態調査報告書」
不当な要請、返品、値引き…公正取引委員会が調査
「関西うどん・そば産業展」など5展示会が合同開催
約2万9千人が来場、依然として高付加価値商品の提案目立つ
食品産業センターが「トレサ表示」の現状調査
大手着手も中小に格差
炊飯米と群馬製粉の米粉麺を合わせた「ごはんうどん」全国へ
2010年中元商戦 素麺は割安感のあるボリューム商品が人気
メニュー提案で販促展開
完全無塩の讃岐うどん「塩江うどん」
ヌーベルジャポンエスペランサ
変化する生めん市場の動きを追う
縮む中華麺、活性化する茹でうどん
10年間の生めん類製品別生産別生産動向(上)
〈連載〉
巻頭評論 「関西うどん・そば産業展」からみえるもの
「経営に役立つ一品料理」⑤長谷川 汎
〈ニュース・資料〉
業界ニュースファイル
資料・統計
POS売れ筋品目ベストランキング【4月】
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