第51回 Lightning 編集長 小池彰吾さん

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デニム、ミリタリー、クルマ・・・編集部の感性が集めた愛すべきモノたちのバイブル。古きよきアメリカの香り満載の男臭い雑誌です。時代に流されない頑固なスタンスも魅力ですね。

Lightning 表紙

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Lightning(ライトニング)
一冊定価:680円
発行間隔:月刊
発売日:毎月30日
出版社: エイ出版社
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編集長プロフィール
エイ出版社
「Lightning」編集長  小池彰吾さん
編集長写真
こいけしょうご 1998年、大学生時代に『Lightning』増刊号の編集アシスタントとして参加。その後『Lightning』の編集、副編集長を経て2007年4月から編集長に就任。現在Lightning本誌と別冊Lightningの編集長を務める

僕たちの趣味、趣向でそのままモノを集めてくるとこの雑誌になります

―ファンにはたまらない、独特の匂いを持った雑誌ですよね。

アメリカン・カルチャー好きなオタク度の高い雑誌ですから、ホント、濃いですよ(笑)。読者だけじゃなく広告主であるメーカーの人もそんな人ばっかりで、知識もハンパないから、そんな人たちの要望に応えていると、おのずとマニアックになっていきます。

デニム特集などは特に人気がありますが、だいたいうちでは1本2万くらいのものを扱っています。ふつうのものと作りが全然違うんですよ。

5、60年前のジーンズがやはりかっこよくって、そのころの手作業に近い雰囲気を再現して作るオリジナルものが人気なんですが、そのころのアナログ的で未成熟な作りをいま再現するのってすごく大変なんですよ。でも味があって、人気があるんですね。

日本にはまだそんなアナログ的なジーンズを作れる職人さんが残っていて、世界中から注文が入るようですよ。

―小池さんもいっぱい持ってそうですね。

ええ、2〜30本はあると思います。ってか、一部屋まるごと僕のグッズでいっぱいになっていますから、家族は迷惑ですよね(笑)。でも、それは止められない。趣味でもあるし、仕事でも必要だし。

男の人ってコレクターになりやすいですよね。好きになったらとことん調べるし、買ったら大切にして少しずつコレクションを増やしていく傾向があります。僕もそんなタイプで、昔の映画とか、年上のかっこいい人たちのスタイルを真似するうち、なんか洗脳されていったって感じなんです。

―私は「三丁目の夕日」世代なんで、電化製品で圧倒的に豊かだったアメリカに打ちのめされた時期がありましたが、小池さん世代はどんな影響を受けているのでしょう。

70年代にアメリカン・カルチャーが大衆に入ってきて、それが「ポパイ」世代だとすると、僕らはその下の渋カジ世代ですね。いま36歳ですが、古着なんかに結構魅せられた世代なんです。

古着ってその物の雰囲気というか、もう手に入らない希少性というか、1点もの的な価値というか、自分にピッタリくると本当にはまっちゃうんですよ。

―編集部の皆さんも同じような感じの人が多いのですか。

だいたい僕世代か、もう少し若いかですね。男ばっかりですが、1人女性がいます。アメカジ雑誌って言われることもあるのですが、僕らはそこまで意識してませんね。ファッション誌でもないですし。

一番大切にしているのはスタッフひとりひとりの趣味、嗜好です。クルマ、バイク、みんなの好きなものを集めてくるとこの雑誌になっちゃう(笑)。

―趣味、嗜好の部分がそのまま形になるなんて理想的ですね。

そうですね。自分たちの等身大の世界がそのまま形になっている感じがします。それがリアルだからいいんでしょうね。雑誌のモデルにも、ショップの人とか好きで着てる普通の人に出てもらっていて、決して八等身のイケメンモデルが登場するわけではない(笑)。

やっぱり読者との距離というか、親近感のある人、ものというのが大事なんです。そのなかで少し尖がっててカッコイイものを取り上げています。

―バックナンバーも人気があるそうですね。

別冊も好評だ
別冊も好評だ

ええ、もう昔の本を見てくれてショップに「これないか」って電話が入ったり(笑)。クライアントも昔の商品の問い合わせには応えられないけど、またいまのニーズが分かったりもするんですね。僕たちは基本的に流行はあまり考えてないせいもあって、バックナンバーもいまの号も、同じ感じで捉えられている気はします。

―女性読者はいるのですか。

多少は(笑)。いや、彼女たちは、ここに出てるデニムを彼氏にプレゼントしたいからって、そんな理由で買って読んでくれる人が多いみたいです。メインの読者は30代男性です。この手の雑誌ってあまり競合誌がないわりには好きな人が多くって、お陰さまで多くの読者に支えられています。

多少はお金が自由に使えないと趣味も充実しないので、そこそこ余裕のある人が多いのも確かです。

―小池さんは、最初からこの雑誌に関わっていらっしゃるんですか。

創刊4年目くらいからです。最初この雑誌はタレントの所ジョージさんの事務所で出していたんですよ。・・・(次頁へ続く)

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編集長の愛読誌

1.CLUB HARLEY(エイ出版社)
CLUB HARLEY表紙
ペーパーライダーですが、ハーレー大好きなんです。
2.BRUTUS(マガジンハウス)
BRUTUS表紙
切り口が面白い。アメリカ好きですし。
3.Fly Wheels(ブレイン)
Fly Wheels表紙
知り合いがやってる自動車雑誌なんですが、コア中のコア。好きでやってんだな〜って感じが伝わってきます。
4.SENSE(センス)
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最近アメカジがきてるって感じしますよ。
5.Begin(世界文化社)
Begin表紙
情報量がすごい。見習わなきゃって思います。


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