日本最大級の雑誌数 定期購読者100万人以上!

お知らせ

デジタル雑誌事業責任者の赤羽が被災地支援プロジェクトに参加

 
日本雑誌協会の被災地支援プロジェクトで、宮城県・岩手県の集会所や集会イベントに電子雑誌が入った
タブレット端末を設置する活動に、弊社デジタル雑誌事業責任者の赤羽が参加しております。
2011年10月20日-21日に、赤羽が名取と気仙沼に行ってきたのでその様子をレポートいたします。


被災地のみなさんの楽しみや、会話のきっかけを少しでも作っていけたらと思っています。


以下は当日のレポートです。赤羽の感じたままに説明を入れてあります。

宮城県名取市にある「東北国際クリニック」。こちらの待合室に雑誌が100冊以上入ったタブレットをお届けしました。 患者さんは成人~中年が一番多く、次に小児。内科は20人~30人、診療内科は30~40人もの方が毎日 いらっしゃるそうです。 熱心に説明を聞いてくださる看護士の方々。実際にタブレットに触ってもらいながら説明しました。 初めて触るので不安そうでした。 病院の2階には、たくさんの被災地の子供たちの思いが書かれていました。 「病気はいやだ。争い事がなくなってほしい。じしんや津波がなくなってほしい。いじめがなくなってほしい。 人が苦しんで死ぬのはいやだ」 日和山から見える景色は、全て更地になっていました。 手のついていないガソリンスタンドもまだ残っています。 紫会館前。火やお風呂があり、ここで生活していた様子が感じられます。一番多いときは、ここで100人の人たちが 避難生活を送っていたそうです。 気仙沼港近く。以前に比べれば少ないのでしょうが、イカ釣り漁船などたくさんの漁船が停まっていて、以前見た 気仙沼に比べればはるかに活気がありました。それでも浸水して、水が引かないところもまだあります。 気仙沼は火災がひどかったので、火災の跡が痛々しいです。 他の地域と違い、焼けた車の瓦礫も多いです。 道路沿いにまだこんな大きな船もあります。先日釜石で大型船が海に戻されましたが、それに匹敵するくらい 大きいかも・・・ 2日間の被災地訪問を終えた赤羽のコメントです。 「タブレットを配ることは簡単ですが、被災地のみなさんに、本当の意味で役に立つには、今後のきめ細やかな フォローが大切。これからもみんなで力を合わせて、頑張ります!」