日本最大級の雑誌数 定期購読者100万人以上!

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日経流通新聞 2004年11月01日号
紹介手数料、最大15% 雑誌ネット通販に導入

日経流通新聞 2004年11月01日号
紹介手数料、最大15% 雑誌ネット通販に導入

雑誌の定期購読申し込みサイトを運営する富士山マガジンサービス(東京・渋谷、西野伸一郎社長)は、商品を紹介してくれたサイトに成約したら最大15%の紹介手数料を支払うアフィリエイトプログラム(成果報酬型広告)を開始した。口こみ的な販売手法はネット通販になじみやすく、オンライン書店での導入事例は多い。先発書店より高い手数料率で紹介サイトを増やす狙い。

アフィリエイトプログラムはネット通販する商品をブログなど他のサイト運営者に紹介してもらい、実際の購入につながると紹介手数料を支払う仕組み。富士山のサイト「Fujisan.co.jp」では1700誌以上の取り扱い雑誌すべてを対象とする。

紹介者が自分のサイトに載せた雑誌を訪問者が購入した場合(直接購入)は15%の手数料を支払う。紹介サイトを経由して富士山マガジンの通販ページを訪れ、別の雑誌を買うと9%支払う。雑誌の定期購読は書籍より単価が高い。ニューズウィーク日本版の場合、直接購入で2年契約だと手数料は4,500円になる。手数料率は2005年10月以降に見直す。

最大大手のアマゾンジャパン(東京・渋谷、ジャスパー・チャン社長)をはじめ、一般的な手数料は3-5%。富士山マガジンは後発だが、高手数料をてこに紹介サイトを増やす。