目次
第1章 柴田よしき
作家の立場で見た電子書籍元年
第2章 鈴木一人
「作品」と「著書」のはざまで
第3章 松浦晋也
電子書籍の必然
第4章
パネルディスカッション
1、課題がはっきりしているときには解決する
2、新しいコンテンツの形
3、技術は古くなるからロングテールではない
4、人間の行動もマルチタスク化するか
質疑応答
1、電子書籍時代の編集者って?
2、図書館はどうなる?
3、新しい読者の登場も?
ナビゲーター
KandaNewsNetwork 神田敏晶
OvalLink代表 橋本大也
講演者
柴田よしき(作家)
松浦晋也(ジャーナリスト)
鈴木一人(編集者)
プロフィール
柴田よしき
http://www.shibatay.com/
被服会社、病院、出版社等に勤務し、結婚、出産の後に退職。子育てのかたわら、小説を書くようになる。1995年、『RIKO-女神(ヴィーナス)の永遠-』で第15回横溝正史賞(現在の横溝正史ミステリ大賞)を受賞してデビュー。その作風は多彩で、前出の作品をはじめとする警察小説シリーズ、『RIKO』シリーズ(角川書店)等、いわゆる女探偵ハードボイルド系統に近いものから、『猫探偵正太郎』シリーズ(光文社)等、コージー・ミステリの枠に入るもの、SF、ホラーまで幅広い。
松浦晋也
http://smatsu.air-nifty.com/
ノンフィクション作家、科学ジャーナリスト。東京都出身。宇宙作家クラブ会員。慶應義塾大学理工学部卒業、同大学院メディア・政策科学研究科修了。日経BP社にて、機械工学、宇宙開発、パソコンについて、通信・放送などの専門媒体で、取材と執筆を経験。2000年に独立し、主に航空宇宙分野での取材・執筆活動に入る。
鈴木一人
http://www.kobunsha.com/
http://twitter.com/dorobohitori
文芸編集者。光文社文芸図書編集部所属。静岡県出身。明治大学文学部卒。主に国内ミステリ作家を中心に担当。
神田敏晶
http://www.knn.com/
ジャーナリスト。Macintosh系フリーペーパーの編集長等を経て、1995年に世界で一番小さなデジタル放送局“KNN(KandaNewsNetwork)”を起業。執筆、講演活動も精力的にこなす。関西大学講師、デジタルハリウッド大学(http://www.dhw.ac.jp)講師、宣伝会議「編集・ライター養成講座」講師としても活躍。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『You Tube革命 テレビ業界を震撼させる「動画共有」ビジネスのゆくえ』『Twitter革命』(すべてソフトバンククリエイティブ) 『ウェブ3.0型社会』(大和書房)等。
橋本大也
http://www.ringolab.com/note/daiya/
オーバルリンク代表。データセクション株式会社取締役会長。起業家、ブロガー。デジタルハリウッド大学教授。多摩大学大学院客員教授、早稲田情報技術研究所取締役などをつとめる。著書に『情報力』(翔泳社)『情報考学-WEB時代の羅針盤213冊』(主婦と生活社)『アクセスを増やすホームページ革命術』(毎日コミュニケーションズ)などがある。
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0円(税込)
1号 (発売日2010年06月18日) -
※こちらの商品はデジタル雑誌です。紙の雑誌ではございません。
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◆ 特記事項
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fujisanデジタル新書 書籍の内容
- 出版社:富士山マガジンサービス
- 発行間隔:不定期
これ1冊で電子書籍の「今と未来」が完璧に分かる!
「こんなに儲からない商売もほんとうにないなっていうくらい、儲からない商売なんですよ。」「小説は10年後に読んでも古びないことがあるし、10年後に再読したら新しい発見がある。そういうちょっと特殊な出版物だと思うんですよ。」「高齢化社会に行く以上、文字を自由自在に拡大縮小できる電子書籍に行かざるを得ないと思っています。文字を大きくできれば、もっとみんな読むんです。」作家、編集者、ジャーナリストのそれぞれの立場の電子書籍論。