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”時代の要請に翻弄されてきた統合失調症が、その表舞台から降りることができたことは喜ばしい事かもしれない。しかしそれでもなお統合失調症には幾多の困難な課題があり、悲しみと苦しみがある。旧態依然とした劣悪な環境の中で打ち拉がれている人々も少なからずいる。マニュアル主義、アルゴリズム主義、科学実証主義、市場中心主義が席巻する中、統合失調症の真の姿が社会の死角に消え入ろうとしている。 今こそ統合失調症についての語らいの火を大きく灯さなければなるまい。精神科専門職だけでなく、当事者や家族の語らいも等しく招き入れる新しい「ひろば」をここに拓こう。 統合失調症をめぐるさまざまな事柄を見逃さず見過ごさずにここに拾い上げよう。語らいの火が私たちの眼にかかる靄を吹き払い、「ひろば」に明るい陽が差すこと、統合失調症につきまとう苦しみと悲しみが少しでも薄らぐことを願って、私たちの発刊の志とする。読者、投稿されるみなさんからのご理解、ご支援を賜りたい。(編集委員一同) ”
- 商品名
- 統合失調症のひろば
- 出版社
- 日本評論社
- 発行間隔
- 年2回刊