
PRESIDENT(プレジデント)
【FACT FULLNESS】
データと実際のニュースに基づいて、偏見や勘違いをなくそう
◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆《犯人探し本能》外国人が増えたら日本は”犯罪の巣窟”になってしまう?
悪い出来事が起きたとき、「単純明快な理由を見つけたくなる」のが犯人探し本能。 人は政治指導者やCEOといった個人や集団の影響力を実際に大きいと思い込もうとします。
ですが、物事がうまくいかないのは誰かひとりのせいではありません。 見つけるべきは犯人ではなく原因、人ではなくシステムを見直すべき、と 「ファクトフルネス」は解説しています。
そしてPRESIDENTでピックアップされたテーマは 「外国人が増えたら日本は”犯罪の巣窟”になってしまう?」です。
「犯人は外国人だ」ということを耳にすると、
“外国人は言葉が通じず、文化も違う理解できない存在。
だからわれわれの秩序を乱してもおかしくない”という考えがたまに見受けられます。
そして移民受け入れ反対論者に代表的なのが、犯罪が増え、治安が悪化するという主張。
それは本当なのでしょうか?
日本の在留外国人はリーマンショックを除いて、この10年あまり、増加しています。 訪日外国人もどんどん増えていますが、外国人の数が伸長するのに伴い 犯罪も増えているのかといえば、その逆とのこと。 来日外国人の刑法犯の検挙数は2005年がピークで、 以降減少傾向になり、近年ではピークの約3分の1になっています。 外国人が増えれば、一概に治安が悪くなる、というわけではないのです。
上記の内容からすると『犯罪が増えるから在留外国人を増やすな!』と言うのは勘違いで、 人口減少により慢性的な人手不足が継続している農林水産業や介護などの労働者を埋めるためにも、 定住を前提にして優秀な外国人の定着を目指す移民制度を整えていければ まっとうに働こうとする外国人が増えるはずです。 勘違いや偏見をなくして、データに基づき問題に向き合うことで見えてくるものがあります。 本誌では”10の本能”をそれぞれ実際のニュースと一緒に解説しています。
記事の有効期限: 2020年8月11日 Tuesday]]>





