
Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
アニメ制作会社ユーフォーテーブル
『鬼滅の刃』を世界的ヒットにつなげた秘密
いまや誰もが知っているヒット作品『鬼滅の刃』。 コミックの類型発行部数1億2000万部、 そして2020年12月上旬時点で映画の興行収入288億円を突破しました。 このブームには、アニメの貢献を抜きには語れません。 アニメ制作を担ったのは2000年にわずか数人で設立された ufotable/ ユーフォーテーブル(以下UFO)。 UFOはオリジナルの作品だけでなく、 漫画原作のアニメ化を提案されてもヒットさせる力があり打率が高いと アニメ業界の誰に聞いても圧倒的なクオリティに異論を挟む人はいないそうです。 現在200人の社員を抱え、脚本から作画、演出まで映像制作のほとんどの工程を 自社の社員で行っています。 UFOが制作したアニメではメインタイトルの下に著作権の©️マークにUFOの名前がありますが これは今までのアニメ業界では珍しいこと。 これについてUFOの近藤社長は 「原作がある場合は出版社も著作権を持つ。アニメ産業が巨大化しても原作もののアニメが増えると、制作会社は下請け構造の下部に位置付けられるようになり、著作権を得られることがない。自転車操業のような状態になりがち」 と考え、自社のことだけでなく、業界全体の海図を見つめて動く姿勢を示しています。 クオリティ、信用、そして著作権を勝ち取る交渉力が設立初期から築きあげられていました。 『鬼滅の刃』も信頼関係が厚いアニプレックスからの依頼であり、 UFOは著作権者に入っています。 こうして『鬼滅の刃』は高いクオリティで世に送り出され、世界でのヒット作となったのです。本誌ではさらに日本と海外のアニメ業界の違いなどが解説されています。 こちらからお読みいただけます。
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