【ぼくらにできるSDGs】素朴な疑問にアドバイザーが答える!

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【ぼくらにできるSDGs】素朴な疑問にアドバイザーが答える!

  最近よく聞くようになったSDGsという言葉。 企業活動の新ルールと受け止めている人もいるかもしれませんが、 正しくは世界中の人々が目指すべき幸福のための努力目標。   その考え方のベースには私たちが愛する自然がありました。   SDGsについて教えてくれるのは、 神奈川県茅ヶ崎市・鎌倉市・小田原市のSDGs推進アドバイザーを務める川延昌弘さん。  
エコとSDGsはどう違うの?
  川延「たとえば地球温暖化の原因であるCO2の増加は、化石資源の大量消費だけでなく森林開発とも関係があります。   これらの開発行為は生物多様性を脅かすなどさまざまな連環性を持っていますが、自然対人間という構図だけでなく、人間対人間、つまり貧困や飢餓、健康と福祉、不平等、教育の質なども地下茎のようにつながっていることをわすれてはなりません。   SDGsには、エコの視点だけでは解決の難しかった負の問題を同時に正せる可能性があります」  
「開発」とは自然破壊のことでは?
  川延「自然を改変する工事や、そうした手法による経済活動のことではありません。   本来は“封を開く”といった探究的な意味で使われ、能力、センス、可能性などのニュアンスを含んでいます。誰もが自分の持つ可能性を発揮できる、そういう社会を目指すことを開発という言葉で示しています」  
企業が続々とSDGs宣言をしているのはなぜ?
  川延「大きな理由は、国連が採択文書の中で、SDGsは”すべての国に受け入れられ、すべての国に適用されるものである”と定めているためです。日本政府もCO2削減などで具体的なタイムテーブルを発表していますんどえ、企業も歩調を合わせ始めたということでしょう。   もうひとつの背景として責任投資(ESG投資)の広がりがあります。社会への貢献性で投資先を選ぶ人が増えています」  
ぼくたちにできることって結局なに?
  川延「アウトドアライフを通じて自然を慈しむ気持ちを育んできた人たちはすでにSDGsピープルです。17の目標のうち、13(気候変動に具体的な対策)、14(海の豊かさを守ろう)、15(陸の豊かさも守ろう)などはすでに実践している人は多いと思います。   自然と遊ぶ楽しさを広めながら、ほかの目標にも関心を深めてもらえたらSDGs達成の後押しになりますね」  
  SDGsは地球と全人類の幸福を守る、傘のような概念。 ひとりひとりが貢献できることは、じつはそう難しくないと川延さんは語ります。   本誌では、川延さんによるさらに詳しい解説や、 家づくりや自然の中で暮らすことについての提案も知ることができます。 こちらからお読みいただけます。

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