
週刊ポスト
このメシが地球を救う!
昆虫食、培養肉、代替肉…未来を変える仰天グルメ
畜産由来の温室効果ガス排出問題や、世界的な人口爆発に伴う食糧問題の解決は喫急の課題です。 その中で持続可能な「新しいタンパク源」に注目が集まっています。 栄養価が高く環境負荷も少ない「昆虫食」や最先端技術を駆使する期待の「培養肉」、 美味しくなった植物由来の「代替肉」の最前線を週刊ポストがレポートしています。 今回は、「昆虫食」と「代替肉」の一部をピックアップします。昆虫を美しすぎる料理に昇華、冒険のような食体験を満喫
古くからタンパク源として日本で食べられてきた昆虫を、革新的な料理に昇華して提供するレストランが
東京・日本橋馬喰町の路地裏にひっそりと佇む『ANTCICADA(アントシカダ)』。
こちらの『地球を味わうコース料理』(金・土曜)と『コオロギラーメン』(日曜)の
2営業形態で昆虫食の魅力を発信し、人気を集めています。
昆虫を使った料理を中心に全10品で構成する「地球を味わうコース」は
初めて体験する味とサプライズの連続。 1品目は強い味わいのフタホシコオロギと凛とした旨味のヨーロッパイエコオロギを ブレンドしてとった出汁を固めて揚げたスナック。 香ばしく、サクサクとした食感に手が止まらなくなります。
燻製にした唐辛子などで作るパウダーがアクセントを加えます。
ひとつひとつの料理にペアリングドリンクがついてきます。 昆虫や野草、ジビエは日本各地から集め、自家製のコオロギ醤油やカイコ醤油、
イナゴ醤なども使用しており、昆虫食の総合芸術のような趣向を味わえます。
昆虫食歴23年のオーナーによる本や写真、実物を見せながらの
昆虫の生態や調理法の説明も楽しく聞くことができます。
勝俣州和さんがフェイクミート焼肉に挑戦!
焼肉の世界にも代替肉が登場しています。
代替肉開発メーカーのネクストミーツが昨年、世界初となる焼肉用代替肉『NEXT焼肉』シリーズを発売。
大豆由来のタンパク質で作った”カルビ”、”ハラミ”は本来の肉にどこまで近づいているのでしょうか。 週に1度は焼肉を楽しむ勝俣州和さんが商品を食べ比べています。 「ハラミが旨い!驚きました。完全なる肉ですよ。黙って出されたらわからないと思います。横隔膜であるハラミ本来の弾力があり、歯応えがいい。風味もビール、白飯に合う! カルビタイプはカルビらしい柔らかい食感ですが、あの焼いた時の食感をそそる牛脂の香りや甘味は出ていないですね。ユーグレナは栄養素が豊富なうえ、噛めば嚙むほど肉に近づいていきます」
試食後、代替肉の可能性に期待をこめた勝俣さん。
「大の焼肉好きとしては、ホルモン、ユッケを作ってほしいですね!」 普段何気なく食べているものを改めて考えなおしてみて 昆虫を食べてみたり、お肉を代替肉にしたりと試しに取り入れるのもいいかもしれません。 それが地球をよりよくする行動になるはずです。 本誌では他にもいろんな食事が紹介されています。 こちらからお読みいただけます。
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