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とにかく本という物自体が好きという俳優の石田ゆり子さん。
Ku:nelでは、10代の頃に出合った、生きる助けになる本や、
最近読んだずっとそばに置いておきたい本を紹介しています。
美しい言葉や描写を味わう、読書の楽しみについて語っています。
18歳のときに手にした生きる助けになる一冊
幼少期から読書が好きで、現在も日常的に本を手に取る石田ゆり子さん。
18歳のときに出合って、今でも折に触れて読み返し、頼りにしている本は『なまけ者のさとり方』。
「その頃は、仕事を始めたのはいいけれど、急に大人の世界に放り込まれて右も左もわからない状況でした。ただ若いだけで、迷いも悩みもたくさん抱いていた時期。この本は、そんなときに仕事で知り合った大人の方たちに『読んでみれば?』と薦められました。
哲学的な内容で、誰かに薦めても『難しくてよくわからない』と言われたりもしましたが、当時の私はこの本に書いてあることがすべて腑に落ちて、気持ちがとても楽になったんです」
若手俳優にあげたり何度か買い直したりしてきた心の拠り所のような一冊。
「旅に出るときにもスーツケースに入れて持っていきます。だいたいはパッと開いたところを読みますね。タイトルの『なまけ者のさとり方』というのは、怠け者であることを悟るのではなく、楽に悟るという意味です」
何度も手に取りページをめくる愛読書

『なまけ者のさとり方』/タデウス・ゴラス
70年代に書かれた、生きる意味や愛の存在に疑問を感じたときに助けになるニューエイジ系の本。
悟るとはどういうことなのかを教え導きます。
「世界中で翻訳されているロングセラーです」
『エリック』/ショーン・タン
「簡単な言葉で書かれている、かわいい絵本です」
留学生としてやってきたエリックは主に台所の戸棚の中で過ごしていたが、ある日突然帰ってしまう。
ラストは切なくて心温まります。
本誌では『私の人生を変えた本』特集で、島田順子さん、木村多江さん、清水ミチコさんなどが
人生を変えた本について語っています。
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