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冬になると手足が氷のように冷たくなってツライ、風邪をひきやすいなど、女子を悩ますカラダの冷え。
ananでは、今年こそ冷えとおさらばしたいと思っている人に、まずは温活がもたらす7つのメリットやカラダを温める食事やドリンクレシピ、ストレッチ、あったかアイテムなどを紹介しています。
今回はその中から温活がもたらす7つのメリットから一部を紹介します!
温活がもたらすメリット

(1)新陳代謝が活発に。肌や爪、髪の毛がキレイに!
「血流が良くなると、カラダのすみずみまで栄養が行き渡って老廃物を回収してくれます。肌のターンオーバー(=新陳代謝)が正常に行われるようになるので、肌に必要な栄養素が届けられ、美肌に。
寒さを感じるとカラダの末端から血流は悪くなるので、毛髪の土台である頭皮や指先は、とくに影響が出やすいところです。
ツヤのある髪の毛やなめらかな爪を育むためには、血流を良くして酸素や栄養素を供給しておくことが大切」
(漢方専門医・渡邊賀子先生)
(2)太りにくい体質になる
「一日の熱量の約6割は筋肉で作られます。ですから、温活の一環として筋肉量を増やせば基礎代謝がアップし、寝ている間のカロリー消費も増えて太りにくいカラダに。
筋肉を作るには、1日3食、筋肉の材料となるタンパク質を摂ることが大切です」
(渡邊賀子先生)
(3)自律神経のバランスが整い、リラックスできる
「深部体温は夕方をピークに徐々に下がり、良質な睡眠へとつながりますが、遅くまでパソコン作業をしていたり、精神的ストレスにさらされていると、夜になっても交感神経が優位な状態で血管が収縮したまま体温が下がりません。そうするとベッドに入っても寝付けない、熟睡できないといった睡眠トラブルが。
落ち込みやすくなったり、イライラするなどメンタル面にも影響が出てきます。
一日の終わりには副交感神経がオンになるよう、お風呂やホットタオルなどでカラダを温めてリラックス。血流が良くなって、自律神経のバランスが整います」
(渡邊賀子先生)
(4)免疫力、カラダの抵抗力を保てる
「リンパ球など白血球の免疫細胞は、血液に乗って全身を監視していて、ウイルスや細菌、がん細胞などの異物がいれば攻撃することで、カラダを常に守ってくれます。
つまり、血流の流れがいいと、免疫細胞が全身をスムーズに循環できるため、免疫力が高まることにつながると思います。ただ、免疫は上がりすぎても良くありません。正常に保つ、下げないようにするのが大事です」
(渡邊賀子先生)

本誌では全7つの温活のメリットとともに、
カラダを温める食事やドリンクレシピ、ストレッチ、あったかアイテムも紹介されています!
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