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診療室で感じる、あんな疑問、こんな疑問……。
「この先生大丈夫なの?」と思っても、直接は聞きづらいもの。
PRESIDENTでは、普段は聞けないような質問を、有名医師にガチンコ質問しています。
医師が体調を崩して病院に行くとき
どのように医師・病院を探していますか?

フリーランス麻酔科医・筒井冨美先生の回答
「ネット検索して、通いやすい病院を選ぶことがほとんどです。
病気の治療における患者と医師は、マラソンランナーとコーチのようなもの。何度か顔を合わせて、意思疎通の回数と診察データを蓄積してこそ結果が出せるものですから、評判は普通でも通いやすいところが一番です」
眼科医・平松類先生の解答
「風邪や胃炎などの軽い病気であれば、家の近くで出勤前に開いているような、通いやすい病院であることを最重要視します。
もう少しちゃんとした治療が必要になる病気の場合、
インターネットで今の病状への治療をうたっている医院を探したり、手術件数の多い病院を探します。
読者のみなさんとほとんど変わらないアプローチではないでしょうか。
専門科以外の病気だと、意外と特別なことはしていません」
クチコミの悪い病院は少し不安です。
クチコミと病院の質は比例していると思いますか?

フリーランス麻酔科医・筒井冨美先生の回答
「残念ながら、クチコミ評価を常に高く保つためにサクラの書き込みを行う業者もいるのが現状です。そのため『比例しているか』というより『ほとんど気にしていない』というのが本音です。
強いて言えば、クチコミが多い病院は『インターネットを使うような若い患者さんが多いんだな』と思う程度ですね」
医師、医療ジャーナリスト・富家孝先生の回答
「まったく思わない。病気の人はナーバスになるものだから、必然的にクチコミはネガティブな傾向になってしまうし、筒井先生が言ったようなサクラ業者もいる。
病院の評判を知りたいなら、クチコミより『求人』を見るべきだね。頻繁に医師や看護師を募集しているところは、それだけ人が辞めている職場だということ。医師が職域外のことをやらされていたり、オーバーワークさせられている可能性が高い」
長年通っているかかりつけ医を見直すべきか。
どう判断したらいいですか?

医師、医療ジャーナリスト・富家孝先生の回答
「かかりつけ医を見直す前に、自分の『医師との信頼関係』を見直してみるのもひとつの手だね。医師の良し悪しと同じくらい、医師と信頼関係が築けているかも大切。
医師も人間だから、心を許せる相手であれば親身になって話を聞いてくれたり、細かいことを気にしてくれたりするようになる。
世間話でもいいし、自分が勤めている分野のお得情報や豆知識なんかを話すと、意外と喜ばれる。車屋さんだったら減税や補助金が利く車種を教えたりね。医師は狭い世界だから、世間話は意外と喜ばれる」
フリーランス麻酔科医・筒井冨美先生の回答
「『家庭の医学』や医師・薬剤師のためのポケットマニュアルである『MSDマニュアル』などの標準的な医学書と比較して、治療方針が明らかにおかしい場合は転院を検討してもよいと思います。
また、職員がしょっちゅう変わったり、週1ヘルプに来ていた先生が来なくなった……などは危険信号かもしれません。
しかし、多くの疾患はドラマのように劇的には治療できないものだし、老化は回避できません。『現状維持』だけでも、医療的には成功であることも多いので、ポジティブさを忘れないことも大切です」
本誌では他にもこんな質疑応答が掲載されています。
・医師の学歴と腕は、比例すると思いますか?
・医師から見て「あの人は素晴らしい医師だ」と思える方の病院は商業的に見ても成功しているもの?
・危ないクスリや薬漬けで治療されることが怖い。クスリについて知識をつけるにはどうすればいい?
・患者の見た目や地位によって診察が変わることはある?
専門家による詳しい解説は本誌にてご覧ください。
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