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朝は苦手…、というあなた。
それは人生の大損です!
本来、朝の脳やカラダはその日1日に必要なエネルギーを最も効率的に使う準備を整えた、
すっかりスタンバイOKの状態だからです。
その根拠となるキーワードは体内時計です。
カラダに備わった時計を正確に動かせば、生活のパフォーマンスを上げ、
不調を取り除き、病気のリスクを減らし、太りにくい体質になることも可能です。
そのための朝の新習慣をTarzanで紹介しています。
今回は、体内時計のリセットに、なぜ朝が大切なのかという解説をピックアップします。
体内時計のリセット
なぜ朝が大切なのか

リズムのカギを握るのは脳とカラダの体内時計だ
脳の視床下部という部位に視交叉上核という小さな神経の塊があります。
その名の通り、両目から脳に伸びる視神経が交叉する場所のちょっと上。
ここが哺乳類の体内時計の中枢、マスタークロックです。
分子レベルで言うと、神経細胞にあるいくつかの時計遺伝子が
タンパク質の合成・分解を繰り返すことでサーカディアンリズムが作られます。
東京大学大学院特任准教授の南陽一先生はこう話します。
「その昔は視交叉上核だけが体内時計だと思われていました。でも時計遺伝子の発見によって、それらの遺伝子が脳だけでなく全身でリズムを刻んでいることが分かったのです」
視交叉上核をマスタークロックとすると、全身でリズムを刻む時計はサブクロック。
肝臓や腎臓などの臓器はもちろん、皮膚、骨、筋肉、脂肪といった各細胞にも時計遺伝子が備わっていて、
強弱はあれどそれぞれのリズムを刻んでいます。
さらに、マスタークロックは朝の光に影響され、サブクロックは主に食事の影響を受けることがわかっています。

歳をとるごとに時計のメリハリは低下する
とくに健康に興味はないけど、朝はシャキッと起きて日中バリバリ働き、夜はぐっすりと深い眠りにつける。
こういう方はおそらく、脳とカラダの時計が地球の時点にばっちりシンクロしています。
10年前まではそうだったけど今はシャキッと起きられないし、ぐっすりとは眠れない。
中年期を迎えたそんな人は加齢による体内時計の変化に見舞われてるかもしれません。
「加齢が進んでいくと体内時計のリズムは弱くなり一日のメリハリが失われていきます。末梢時計はもちろん、主時計のある視交叉上核の働き自体も弱くなっていきます。とくに中高年以上は光や食事など外部の条件を利用して、自らの時計をコントロールする必要があります」
高齢者の日中の覚醒活動ははかばかしくなく、睡眠も浅く、一日のリズムが短いため、早朝から覚醒してしまいます。
50代以降はその予備軍に突入している可能性もあります。
『気分が晴れない、カラダが重い、仕事のパフォーマンスが落ちた』
そんな方はもしかすると体内時計と地球の自転リズムにズレが生じているせいかもしれません。
何もしなければ時計のズレは増すばかりです。
本誌では体内時計のリセットに一番効く『朝にできること』を紹介しています!
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