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レストランは『ただ料理を食べる場所』ではなく、『大人の男女が繰り広げるドラマの舞台』だと
東京カレンダーは創刊以来、訴えてきています。
『艶やかな時間、雰囲気』、『唯一無二のパフォーマンス』に共に高揚し、
『味はもちろんのこと、見栄えもいい料理』に驚き、ゲストは心をひとつにする。
今回の東京カレンダーでは、女優・川口春奈さんが表紙に登場し、
『大人を満たす映えるグルメ』なお店を訪れています。
繊細なひと皿にときめいた
丸の内の夜
思い出に残るデートといえば、美しくて洗練されたフレンチが外せません。
今宵は東京駅のそばのラグジュアリーホテルにある注目のフレンチレストランで
女優・川口春奈さんとデート。
インタビューでは、SNSでも大人気の彼女に“映えること”に対する率直な見解と、
同性の憧れとして輝くために大切にしていることなども語っています。
SÉZANNE／フォーシーズンズホテル丸の内 東京
2021年7月、『フォーシーズンズホテル丸の内 東京』のメインダイニングが大きくリニューアル。
世界的に評価されているダニエル・カルバート氏を迎え、『SÉZANNE』として開業しました。
ダニエル氏はニューヨークの三つ星レストラン『パ・セ』にて史上最年少でスーシェフを務め、
香港の『ベロン』を『アジアのベストレストラン50』の4位にランクインさせた鬼才。
彼が最も大切にしていることとは？
「素晴らしい料理を完成させながらも、そのひと皿、ひと皿をさらにブラッシュアップするための努力を続ける。そして自分がしていることを存分に楽しむ」
そうした新年は東京に拠点を移してからも貫かれています。
川口さんは素晴らしい料理を目の当たりにして、こう話しました。
「料理が運ばれてきた瞬間、胸が一杯になり、口にしてさらに幸せを覚えました。特別なご褒美をいただいた気分です。この感動を身近な人たちにシェアしたい」
YouTubeは素の自分を見せられる場所
川口さんはInstagramでは442万人超えのフォロワーを持ち、
芸能人・有名人のフォロワー数ランキングでも常に上位につける人気者。
Instagramならではのワード『映える』に対する率直な考えを聞いてみると…
「わたし自身、“映える”や“バズる”ということに執着しているわけではありませんが、やっぱり美しいものとの出合いは嬉しいですよね。
ただ、私が写真を撮るときは、身近なスタッフさんや友達に情報をシェアするため。自分にとっての特別な時間や場所は、そもそも自分だけのものにしておきたいと思うタイプです」
開設3年目に突入したYouTubeの公式チャンネル『はーちゃんねる』はコンスタントに更新。
彼女は、自分が手の届かない存在として扱われる状況に対して違和感を覚えていたといい、
等身大で接してもらいたくても、役を通さなければ見てもらえない状況がもどかしい、
女性のファンとも繋がりたい、という気持ちからYouTubeでやりたいことだけをやる動画の企画を立ち上げました。
「当然ながら、やれることとやれないことがあります。でも、せっかくわたしという人間に興味を持ってくれて、わざわざのぞきに来てくれるのだから、なるべく楽しんでもらいたい。それに、わたしも楽しんでいる。無理していない。自分が本気で面白がってやったことを相手も面白がってくれたら、最高じゃないですか？」
繋がりを求めてきたファンに対して、どのように応じているのでしょうか。
「コメントにはなるべく目を通すようにしています。ありがたいことにとてつもない量ですが、ときどき返信していますし、『いいね！』返しすることもあります。
たったひと言返しただけで、今週も頑張れると思っていただけると嬉しくなります。わたしも皆さんのためにもっともっと頑張りたいと思わされます。お尻を叩かれているような感覚もありますね」
素をさらけ出せば、ポジティブに限らず、ネガティブなコメントに接しざるを得なくなるものですが、
ファンからの厳しい意見についても川口さんは「ひとつのアドバイスとして、しっかり受け止める」といいます。
「相手が誰であろうと、ひとりの人間として向き合いたいから」
裏表がなく、当たり前のことを望んでいる…そんな真っすぐさを感じられます。
本誌では伝えることや仕事についてインタビューの続きをお読みいただけます。
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