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特段スニーカー好きでなくとも、知っている人は多いはず。
初代はバッシュにおける名作中の名作とされ、その人気は誕生秘話を綴った映画『AIR/エア』のヒットからも見て取れます。
もはや永久不滅の存在ですが、Fineでは映画公開を機に改めてその魅力を迫っています。
改めて見惚れるオリジナル・シカゴカラー
NIKE AIR JORDAN 1 CHICAGO (1985 ORIGINAL)
1985年の発売以来、1994年に初の復刻を果たしたのを経て、これまで4回復刻されています。
ブラック×レッドの通称ブレッドカラーとともに、ジョーダン1 人気を確立しました。
NBA シカゴ・ブルズで活躍した、マイケル・ジョーダンのシグネチャーモデル。
彼の引退後もシリーズは継続され、現在37代まで展開されています。
初代の登場は、ジョーダンのNBAデビューと同じ1984年。
多数のカラバリが展開されましたが、最も印象的だったのが当時NBA規定で違反とされたエピソード。
ナイキ社が違反金を支払ってまで履かせ続けたという逸話がある初代は
マイケル・ジョーダンの活躍とともに絶大な注目を集めました。
そして現在、シリーズ中最も人気を集めるのはMJ自身が長く履いたこのシカゴです。
人気のなかったナイキ、伝説の1足は3日で?
スニーカーセレクトショップの勤務を経てMFCストアをプロデュースした近藤浩人さんが
映画『AIR/エア』を見て語ります。
映画『AIR/エア』が1984年の話で、近藤さんが1985年生まれ。
「この作品で描かれているような歴史についてはあまり知らず、物心ついてエアジョーダンというスニーカーに出会った時には、もう絶対的に人気なものだった。そんな天下のナイキとジョーダンが最初からじゃなかったってことが、まず衝撃的でしたね。
当時のブランドの立ち位置としては、ナイキはランニングカテゴリでは知られていたものの、あまり人気とはいえないブランドで。バスケットボールの部門ではコンバースのシェアが50%でアディダスが25%ほど。
選手からするとナイキなんて話も聞きたくないって感じで、なかなかこれからNBAに入る選手と契約を結べない状況。ナイキで働く社員ですらもアディダスに憧れている描写が出てくるぐらい。実際、マイケル・ジョーダンも、ナイキがプレゼンに来るまでは全く乗り気じゃありませんでした」
近藤さんがさらに驚いたのは、AJ1ができるまでの時間。
金曜日にシューズの開発を始めて、月曜日にジョーダンにプレゼンをします。
「自分は職業柄、ナイキに提案してからサンプルアップするタイミングを知っているので。84年の当時から現在まで愛され続け、スニーカーヘッズが熱狂するようなものの原型を3日間で完成させたってことに驚きましたね。普通の感覚だと年単位で開発したものだと思っていたので、本当にすごいと感じたかな」
映画でチラ映り!?
前身モデルのエア シップを知る
エアジョーダンを開発するにあたり、わずか3日!?という描写があった劇中。
その際ファンにはなじみのあるエア シップが映ったような映らなかったような……。
NIKE AIR SHIP
エアジョーダンの前身として1984-1985年シーズン前半にMJが着用したモデル。
ナイキ社がエア ジョーダンを準備する期間中に履かれたといわれています。
近年コラボモデルでの復刻もしばしば。
NIKE AIR TRAIN HI
エア シップがリアル選手用だったのに対し、このエア トレインはいわゆるスポーツ用品店などで
一般販売されたモデル。
大まかな型は近しいですが、素材使いなどに違いが見られるのです。

本誌では、ナイキ エア ジョーダン、全モデルが大解剖されています!
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