
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

骨も腸も、健康寿命のカギを握る重要なパーツ。
それぞれホルモンを出していたり、その仕組みと役割は、近年さまざまに解明されています。
更年期以降、体は衰えていくばかり…と悲観しないで、
骨も腸も、実は簡単なエクササイズや食事や生活週間で、守り育てることができます!
今回MyAgeで特集されている、『更年期世代の骨活・腸活』から、腸と腸活について紹介します。
あなたの腸はちゃんと動いてる?
便は腸での『滞在時間』で変わる
屑星の杜クリニック六本木院長・川本徹先生はこう話します。
「大便は消化されない繊維質、未消化のタンパク質や脂質、腸内細菌の死骸、粘膜上皮の剥がれたものなどで構成されています。
硬い便の場合は、大腸での滞在時間が長く、水分が少なくて悪玉菌が増えるので、ますますぜん動運動が低下する悪循環に。
水や泥状の場合は、辛いものなどの刺激でぜん動運動が活発になっている、もしくは細菌やウイルスの感染も考えられます」
食べ物により腸での『滞在時間』は違う
食べたものはいつ便になるのか、気になったことはありませんか?
便になるまでの時間は食事の内容で変わり、個人差もあるといいます。
「辛いものを食べた翌日、便が緩くなることがあります。これはカプサイシンという辛味成分がぜん動運動を刺激したり、激辛の場合は粘膜障害を起こすからです。
逆に排出が遅くなるのは、肉と柿が代表的。肉は繊維質が少なく便の量を増やさないため、ぜん動運動の促進につながらず、柿は含まれるタンニンがぜん動運動を抑える働きがあるため、どちらも食べすぎると便秘になります」
食べてから出るまでは約24~72時間です。
イカ墨の料理を食べると、どのくらいで出てくるかの実験ができます。
ちゃんと動く腸が健康のカギ
健康な腸とは、善玉菌などのよい腸内細菌がイキイキしていて、ぜん動運動がきちんと行われていることが重要です。
ぜん動運動とは、食べたものを消化して、腸が伸びたり縮んだりを繰り返して腸内を移動させ、体外へ排出する動き。
この動きが悪いと便秘になり、早すぎると下痢になります。
ぜん動運動が弱いと代弁が腸で長く滞在するため、悪玉菌が増え、ますます腸の状態が悪くなります。
腸内細菌と腸の動きは密接に関係しているのです。
食事に気をつけているのに、便秘が改善しないという人は、ぜん動運動を意識してみましょう。
善玉菌が喜ぶ食事に加え、ぜん動運動を司る自律神経を整える暮らしの実践が、その手助けになります。
本誌では腸活におすすめな『美腸レシピ』も紹介されています。
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。








