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青い海あり、高い山あり、荒涼たる砂漠あり……。
地形も気候も地域によってさまざまな表情を見せるメキシコはひとことで表すならまさに「カラフル」。
今号のTRANSITでは、カラフルで元気なメキシコを特集しています。
メキシコってどんなところ?
人口約1億2601万人、日本の5倍の面積を有するメキシコ、
首都はメキシコシティで、言語は主にスペイン語です。
北部は砂漠で、南部は休暇にぴったりなビーチが存在しています。
日本でもかなり人気なタコスはメキシコ料理。
アボカドやテキーラの名産地があり、年間を通じて温かい気候です。
上白石萌音のメキシコ・メモリーズ
女優の上白石萌音さんは小学生の頃、メキシコで暮らしていたそうです。
そのときの強烈な体験の数々が、自身のパーソナリティや今の活動に多くの影響を与えているといいます。
上白石さんにとってのメキシコは、行く場所ではなく“帰る”場所。
幼少期の3年間をメキシコで過ごされたそうですが、なぜまたメキシコに?
「父が教師をしていて、その関係でメキシコシティに住んでいました」
今でも当時の思い出は色濃く残っていますか?
「断片的ではありますけど多感な時期でもあったので、けっこう覚えていますよ。
ソチミルコという街があるのですが、運河が流れていて、カラフルなボートがいっぱい並んでいるんです。そこには観光客が乗るボート以外に、トウモロコシ屋さんのボートとか、マリアッチが乗っているボートもあって、トウモロコシが食べたくなったら『お願いしまーす!』って呼んで買ってみたり、マリアッチのボートを呼べば、私たちのボートに乗ってきて演奏してくれたりするんです。そこは大好きでしたね。
あと、べジャス・アルテス宮殿という古い劇場では、メキシコ舞踏の講演をよくやっていたんです。そこも家族で、何度も観に行ったのを覚えています」
上白石さんは踊りも得意ですが、もしかして、メキシコの民族舞踏も習っていたんですか?
「ちょっとだけ習っていましたね。最後の4ヶ月くらい。なので、2曲だけ踊れます(笑)」
メキシコにはいろんな魅力があると思いますが、とくにどんなところが好きですか?
「やっぱり、人が好きです。優しくて、明るくて、お節介で。それと、みんながみんなそうじゃないですけど、約束を守らない人も多いし、知ったかぶりもするんです。だけどいつもニコニコしていて、幸せそうで、憎めないんです。小さいながら、学ぶことがいっぱいあるなって思いました。
好き嫌いはわかれるかもしれないけど、そういう部分も含めて私はメキシコが大好きなんです」
そのユルさが心地いいと。
「そうですね。あと、メキシコって貧富の差が激しいんです。だけど貧しい人たちも、本当にたくましくて、自分の国を愛していて、いかに楽しくできるかを考えていて。もちろん、そうじゃない人もいますけど、そうした姿を見て、何事も楽しまないと損だなって思うようになりました」
そのマインドは今も影響を受けていますか?
「心配性ではあるんですけど、楽天的というか、そういった面もけっこうあると思います、良くも悪くも(笑)」
本誌では、上白石さんのメキシコでの思い出インタビューのほか、
メキシコの魅力がたっぷり特集されています!
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