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朝が楽しみになり、日々のご褒美になるパン。
新しい食感や素材へのこだわり、料理のような逸品まで、“親しみやすい顔して、実はすごい”味わいを求めて
パン屋めぐりに出かけましょう!
今回は進化系クロワッサンのパン店を2つ紹介します。
東京スタイルの『クロワッサンロール』に注目
モアザン・ベーカリー/東京・都庁前
ニューヨークで話題埠頭中のクロワッサンロールに、
いち早く目を付けたパン職人が『モアザン ベーカリー』の神林慎吾さん。
「クロワッサンロールを初めて見たときに、持って食べやすい形だし、デコレーションもカラフルで人気が出ると思いました」
フィリングは豆乳のホイップクリームに加え、アーモンドミルク、かぼちゃパウダー、米粉などで作るカスタードがベース。
そこにピスタチオや塩キャラメル、高カカオチョコレートを加えています。
乳製品や卵の風味がないため、生地の発酵バターや小麦粉の香りがより際立ちます。
カリッ、サクッとした表面に軽いクリームで、何個だって食べられそうです。
同店での商品名は『ニューヨークロール』で全3種類。
塩キャラメル、ピスタチオベリー、カカオチョコレートは
バターたっぷりのデニッシュ生地に軽やかなヴィーガンクリームが合います。
そして、中にはクリームがたっぷりです。
西新宿のホテル『ザ ノット』1階に位置するベーカリー。
外国人観光客からご近所のファミリーまで一日中大賑わいです。
驚きの新食感!新顔クロワッサン『パンスイス』
モンノン/東京・自由が丘
パンの表面がボーダー?
その名は『パンスイス』。
ブリオッシュ生地でカスタードクリームとチョコチップを包んだ甘いパン『ブリオッシュスイス』を父に、
クロワッサンを母に持つ、言うなればハイブリッド。
『モンノン』のシェフブーランジェ保立雄大さんは、
昨年9月のオープンにあたり、『パンスイス』を看板商品にしました。
「一番の面白さは食感。バリッと軽快な音がして、いい意味でベビースター ラーメンみたいな歯ざわり」
カリカリのトップにサクサク軽い生地が続き、なめらかな舌ざわりのクリームに到達。
プチガトーのような複雑さがパン好きを刺激します。
『シナモンロール』や『デニッシュコロネ』など、クロワッサン生地を使用したパンも展開しています。
お取り寄せも可能とのこと。
本誌では他のパン店も紹介されています!
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