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リーマントラベラー・休み方研究家の東松寛文さんは、激務の広告代理店に勤務するサラリーマン。
平日は全力で仕事に取り組み、週末は全力で海外旅行を楽しむという二重生活を
かれこれ10年以上も続けているそう。
Daytonaでは、東松さん独自のノウハウをインタビューしています。
すべての始まりは
NBAのチケットを衝動買いしたことから
81ヵ国と192都市。
これは東松寛文さんが約11年間で訪れた国と都市の数です(2023年9月時点)。
ですが、ここで注目したいのは数ではありません。
多忙を極める広告代理店でバリバリ働き、特別な長期休暇を取得することもなく、
サラリーマンとしての実績を積み上げていくと並行してさまざまな国を旅する、
その異色のライフスタイルです。
身長181cmで見るからに頑強そうな東松さんが人並み外れてエネルギッシュであることは疑いようもありませんが
会社員である以上、時間に絶対的な制約があるのは我々と同じです。
普通なら相反する会社員と旅人を両立させるのには何か特別なノウハウがあるに違いありません。

『リーマントラベラー』になったきっかけを教えてください。
東松:社会人3年目だった2012年5月のゴールデンウィークにアメリカ・ロサンゼルスへ人生で初めて一人で海外旅行へ出かけたことです。
学生時代はガチガチの体育会系だったので、旅にはほとんど関心がなかったんです。大学の卒業旅行で友達と香港やイタリアなどに行ったことはありますけど、その次に海外旅行するのはハネムーンだろうなと考えていました。就職したら仕事にとにかく没頭するのが普通の人生だと何となく思っていましたから。
その思い込みが最初の一人旅で変わったということですね。
東松:もともとは海外旅行に行くつもりではなかったんです。
僕は中高生の頃はバスケ部に所属していて、大人になってからもNBAの試合をよく観ていたんです。
ある日、大ファンのロサンゼルス・クリッパーズというチームがレギュラーシーズンを勝ち抜きプレーオフに進出したので、ふと試合のチケットを調べてみたんです。約85ドル、当時のレートで7000円ぐらいだったかな。とにかく想像していたよりもずっと安くて、しかも、まだ席が空いていたんです。つい衝動的にチケットを買ってしまいました。
ただ、当時は社内での地位も低く、評価されるためには毎日がむしゃらに仕事をするしかないという立場だったので、実際に観戦するのは難しいだろうなと思っていました。
多忙な仕事だと休暇を取ること自体が難しいですもんね。
東松:ところが、手元に届いたチケットを毎日目にしていると「自分が応援に行かないと、クリッパーズの応援が一人減ってしまうんだよな……」なんて考えが脳裏にチラつくようになって(笑)。次第にGWの四連休に1日有給をプラスして3泊5日なら何とか行けるんじゃないかと算段を立てるようになったんです。
本誌では、インタビューの続きをお読みいただけます。
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