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行動制限がなくなって、人との関わりが増え、気疲れしていませんか?
「黙っていても感情は脳波を通じて周囲に伝わるもの。特に不機嫌は相手にうつり、感染症のように広がってしまいます」
そう話すのは、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授の満倉靖恵先生。
今回はからだにいいことにて掲載されている、不機嫌トラブルの共感できるあるあるエピソードを紹介します。
不機嫌トラブルありがちエピソード
【CASE-1】身近な人のイライラで周囲が嫌な思いをする
イライラするといつも貧乏ゆすりをする会社の上司や、無視する夫が身近にいるとその場の雰囲気は最悪に……。
周囲のテンションもガタ落ちします。
職場なら生産性も下がっていいことないですよね。
H・Aさん(40歳)の経験談
不機嫌な同僚の機嫌をとろうと、たくさん話しかけたら
「気分悪いの。よけいに話しかけてくるの何?嫌がらせ?」と逆ギレされた。
T・Aさん(50歳)の経験談
夫は不機嫌だと私を無視する人。
何かしたわけでもないのにムスっとした態度で帰宅後は「ただいま」も言わず、話しかけると怒る。
夫の顔色をうかがいながら暮らすのは気を使うし、疲れます。
【CASE-2】外出先でクレーマーに会うと気分は最悪
お店や電車内でほかの人に大声で文句を言う人を見て、めちゃくちゃ腹が立つことはありませんか?
脳は嫌なことに対して敏感なので、自分に起きたことでなくても負の感情が伝わります。
Y・Sさん(45歳)の経験談
電車でリュックが当たった、狭いと怒っている人を見ると、「みんな条件は同じ」と嫌な気分になります。
T・Tさん(51歳)の経験談
テレビの番組で人が罵声を浴びせられている場面を観ると、その日のテンションがグッと下がります。
【CASE-3】自分が不機嫌なせいで場の雰囲気を壊した
疲れていたり自分に余裕がないと、不機嫌さを隠せずに夫の気遣いをスルーしたり、人間関係の不和を招いていませんか?
自分の「不機嫌」な感情が伝搬し、周囲を深く傷つけている可能性があるので要注意。
T・Kさん(40歳)の経験談
介護中、かっとなって父にどなって、「そんない怒らなくてもいいじゃんか」と父に諭され、自己嫌悪に。
H・Sさん(42歳)の経験談
仕事で集中しているときにほかのことを言われると不機嫌になる私は、周囲に気を使われるようになりました。
ネガティブな感情は脳派を通じて人に伝わる
街でイライラしている人を見たとき、クレームの電話を受けたり、SNSで悪口を読んだときも同様です。
「自分が気にすれば脳派が変化し、ストレス度が上がります」
他人の不機嫌に振り回される不機嫌ハラスメントを満倉先生は『フキハラ』と読んでいます。
「やっかいなのはフキハラ被害者のほうがストレスを引きずること。この負の感情は気分転換に楽しいことをしても簡単に上書きできません」
さらに、自身が不機嫌なら、フキハラの加害者になる可能性も大。
「30~50代は女性ホルモンの変化もあり、気持ちが揺らぎやすい年代です。自分の感情を客観視するクセをつけ、心の不調を感じたらやることを決めておくようにしましょう」
本誌では、不機嫌の正体と乗り切る法を紹介しています。
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