セブン銀行の新たな狙いとは?最新のATMを使った新たなサービス『プラスコネクト』

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9月には最新のATMを使った新たなサービス『 #プラスコネクト 』を発表し、
業績が好調なセブン銀行

週刊エコノミストでは、編集長がセブン銀行社長の松橋正明氏にインタビュー。

 

2023年3月期、23年4~6月期ともに経営利益ベースで増収増益と足元の業績が好調な理由とは?

 

「基盤事業である国内ATMが堅調なことですね。コロナが一応収まって経済活動が増えた、我々のATMが電子マネーや地域通貨への現金チャージなど役割を広げている、多くの金融機関のATMが減る傾向にある、といったことが背景にあると思います」

 

9月には最新のATMを使った新たなサービス『#プラスコネクト』を発表されました。
セブン銀行意外の金融機関の口座開設や届出情報の変更ができるそうですね。

 

「窓口で有人対応の手続きはスマートフォンでできるものもありますが、ATMだとより簡単にできる。ATMは今まで現金の出し入れが中心でしたが、テクノロジーの進展で本人確認などが技術的にもやりやすくなったため、次の事業の柱としたいです」

 

ローン残高倍増を計画

 

クレジットカードなどを手がけるセブン・カードサービスを7月に子会社化しましたね。
この狙いとは?

 

「『7iD』という約2800万人が会員のグループ共通IDがあり、これに対して当初はセブン銀行口座単体で連携してサービス提供する方針でした。しかし、利用者の観点からいえばより便利なものにすべきとグループ内で議論した。カードサービスが一緒になればより高度でシームレスな体験を提供できるだろうという狙いです」

 

中期経営計画で25年度の目標を掲げています。
現金口座を22年度年末比230万増の500万に、
ローン残高を同比450億円増の800億円と意欲的ですが、どう進めますか。

 

「先ほどのIDを軸にサービスを造りやすくして統合的な決済を提供することで(口座も)一定のご利用をいただけるかなと。

ローンでいうと電子マネー『ナナコ』のご利用履歴などを踏まえて今までお貸しできなかった方にお貸しすることができる。従来型の『返済履歴』だと“ちょっとスマホのレンタル料金を返し忘れた”みたいなこともひっかかってNGになりますが、直近1年くらいの購買データなどを見せていただいてお貸しする判断をする

 

伸ばしていくのは海外も。
今は米国、フィリピン、インドネシアの3カ国で展開しています。
それ以外にも進出しますか?

 

「3カ国を伸ばしていくし、それ以外も数カ国出て行くと思いますが、まだ申し上げられない」

 

それぞれの国の特徴は?

 

「米国は単純なATM運営会社的な現状からセブン-イレブンと融合する形でID連携したりサービスを増やして若干赤字傾向にある事業を黒字化に持っていく。

インドネシアは現地のトップ2チェーンに設置。台数増やしながら収益に厚みを増していく。フィリピンはセブン-イレブンに置ききって黒字。他のチェーンからも要請が来ていて起き始めています」

 


 

本誌ではインタビューの続きをお読みいただけます。

 

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