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国内外でシェア首位の『すしロボット』を製造・販売している鈴茂器工。
今号の週刊エコノミストでは鈴木美奈子社長にインタビューしています。
『ふんわり感』に成形することを主眼に
開発を進めてきたすしロボット
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5月から『5類』に引き下げられました。
インバウンド(訪日外国人旅行者)も復活して、街中の回転ずしもにぎわっています。
すしロボットをはじめ米飯加工機を製造・販売する鈴茂器工への影響はどうですか?
「インバウンド回復は日本経済には追い風でしょう。他方で、外食産業では人手不足が解消されていません。国内外で省力化、省人化を進める機械を導入する事業者が増えています。当社は、従来、省力化のための機械を製造・販売しており、現状は当社の業況にもプラスに働いています」
鈴茂器工のすしロボットは、国内外でシェア首位です。
機会がにぎったにぎりずしのシャリを
熟練の職人がにぎった食感に近づける工夫を重ねてきたと聞きます。
「当社は、1981年に世界で初めてすしロボットを開発・販売しており、42年の実績があります。初号機に比べると現行商品はサイズもコンパクトになり性能も向上しています。すしロボットにご飯をごそっと入れて、撹拌した上で定量を出してシャリに成形します。
初号機に比べて現行機はコメ一粒一粒を生かしながら握るよう改良を施しました。『ふんわり感』に成形することを主眼に開発を進めてきました」
人が盛り付けるよりも機械のほうがおいしい?
牛丼など丼物に米飯を盛り付ける機械にも注力しています。
「大手牛丼チェーンではもう人がごはんを盛り付けていません。すべて当社の『フワリカ』という盛り付け機がよそっています。コメ粒を切らずにふんわりと撹拌する当社の技術を生かして製品化したものです。
回転ずしや丼物に加えて、スーパーなどの『中食』を含めると、当社の機械で作られた食品を召し上がった経験のある消費者は日本全体でみても相当の割合に達するでしょう」
人が盛り付けるよりも機械のほうがおいしくなりますか。
「牛丼や天丼などタレをごはんに染み込ませる丼物をおいしくするには、コメとコメの間に空気を入れることがコツです。そうするとタレが浸透しやすいからです。
人が盛り付けると、コメがギュッと圧縮されてしまうことがありタレが浸透しません。ふわりとよそうことができるよう当社の撹拌の技術が生かされています」
本誌では、インタビューの続きをお読みいただけます。
インタビューでは、フードロス削減などについても語られています。
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