『酸化』は老化現象や疾患の原因に…【抗酸化力を高める錆びない体づくり】

  • 更新日
  • 有効期限 2024.01.13

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切ったりんごの断面が茶色く変色したり、油が黒くなるのは、
大気中の酸素に触れることで『酸化』するため。

それと同じことが私たちの体内でも起きています。

 

酸化が錆びとなり、やがて病気シミ・シワとなって現れる前に、
抗酸化力を高めて錆びない体づくりをしておきましょう!

Veggyにて特集されている、一生錆びない体を手にいれるための知識を紹介します。

 

活性酸素=除去するべきというものではない

 

ヒトは呼吸で取り込んだ酸素からエネルギーを作り出しますが、
取り込んだ酸素のうち数%は通常よりも活性化した『活性酸素』となります。

 

活性酸素は体に悪いものというイメージを持たれがちですが、
その中でも『スーパーオキシド』『過酸化水素』と呼ばれるものは、
免疫細胞の一つである白血球から作り出され、病原体を攻撃するなど体の防御機能を担っていたり、
細胞間の情報伝達や排卵、受精などの関わる生理活性物質としても使われるなど体に良い働きをしており、
必ずしも“活性酸素=除去するべき”というものではないということを理解しておきましょう。

 

活性酸素が増えすぎると
心身のあらゆる不調を引き起こす

 

しかし他の物質に反応しやすい、不安定な状態にある活性酸素が体内で増えすぎると、
他の細胞や組織と結びつこうとして細胞膜を攻撃・酸化させてしまいます。

この酸化こそが、皮膚のシミやシワなどの老化現象や、
生活習慣病やがん、
心血管疾患など様々な疾患の原因で、心身のあらゆる不調を引き起こすものとなるのです。

 

そうならないために人間の体内には活性酸素を消去する“抗酸化の力”が備わっていますが、
それを活性酸素の量が上回りバランスが崩れると『酸化ストレス』と呼ばれ、
まさに体の“錆びつき”が進行している状態に。

体を錆びさせないために、酸化ストレスを招く原因と、その対策を見ていきましょう。

 

酸化ストレスを作りだす主な原因

 

食生活

 

古い油や揚げ物料理、添加物の多い加工食品、偏った食生活は活性酸素を増やします。

アルコールも肝臓で分解される時に大量の活性酸素が発生するため飲酒はほどほどに。

また高い抗酸化力を持つ『水素』は体内では腸内細菌からしか作ることができないため、
腸内環境を良くする発酵食品や食物繊維を取り入れた食生活を意識してみましょう。

 

運動

 

運動は健康には欠かせないものですが、過度な運動をすると呼吸量が増え活性酸素も増えてしまいます。

激しい運動の後は果物など抗酸化力の高い食材を食べましょう。

一方で適度な運動や習慣化された運動は抗酸化力を高めるとされています。

 

環境

 

紫外線、放射線、大気汚染などの外的環境によっても体内の活性酸素は増えます。

特に誰もが日常的にさらされている紫外線は皮膚の細胞膜を酸化させ
『一重項酸素』という活性酸素を大量に発生させます。

それによって肌にシワやたるみができやすくなるほか
メラニン色素の生成が促されシミの原因にもなるため紫外線対策は入念に!

 

ストレス

 

不安な状態や緊張、イライラなどの精神的なストレスによって血管が収縮し、
血行障害が起こることで体内の酸素の循環が悪くなり、活性酸素の発生を招きます。

またうつ状態などからくる食生活の乱れが酸化ストレスにつながることも。

 


 

 

本誌では、抗酸化作用の高い成分や、それらが多く含まれている食材が紹介されています。

 

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