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クラウド活用のシステムの需要がさらに大きくなっています。
2022年8月に東証スタンダードに上場した日本ビジネスシステムズ。
社長の牧田幸弘氏が週刊エコノミストの編集長インタビューにて語っています。
世の中のリソースを最大限活用して
メジャーな会社に成長していかなければ
2022年8月に東証スタンダードに上場しました。
狙いは何だったのですか?
「世の中がクラウドを活用する時代に入り、顧客のシステム構築において大きな依頼を受ける可能性が出てきました。ゆっくり成長していてはビジネスチャンスに対応しきれないという危機感も感じていました。
大手の顧客から『この辺が限界だね』と言われる前に準備をして、責任を持った仕事がこなせるような組織にしていきたいと考えたのです。世の中のリソース(資源)を最大限活用して、しっかりした仕事ができるメジャーな会社に成長していかなければと思い、上場を決意しました」
その効果はどうですか?
「最大の効果は、多くの一般の人に知っていただけたことですね。長年の顧客以外への認知度が上がったと感じています。
人材採用でも応募が増え、特にキャリア採用が順調に進むようになりました。社員の離職率の改善にも効果が出ていると感じています」
昨年11月に売り上げを約1.5倍、営業利益を約2倍にするという
23年9月期から3ヵ年の中期経営計画を発表しました。
「当社は、クラウドを活用した企業のシステム構築を専門にしていますが、この分野の需要が大きくなっているのは事実です。仕事の依頼はかなりいただいているのですが、それに対応する体制をどれだけ作れるかが大きな問題です。
売上高は伸びていますが、営業利益率に関しては、まだまだ伸ばせる余地があると思います。ですが、少しずつ成長していると感じています」
事業を大きく三つに分けていますね。
「はい。『クラウドインテグレーション』事業は、クラウド製品を顧客のIT環境用にカスタマイズして導入しています。当社ではマイクロソフトの『アジュール(Azure)』などのクラウドライセンス(認証)に利便性の高い機能を独自に加えた自社のものを提供しています。その導入後に、安定した運用のため、保守やユーザーサポートなどを継続して提供するのが『クラウドサービス』事業です。
事業規模が一番大きいのはライセンスや関連機器を販売する『ライセンス&プロダクツ』事業です。関連機器の販売に比べ、圧倒的にライセンス販売の比率が大きくなっています。米アマゾン・ドット・コムの『アマゾンウェブサービス(AWS)』もありますが、当社ではマイクロソフトのものがほとんどです」
今後の成長のポイントは?
「当社は主に大手企業のクラウド事業に対してサービスを提供していますが、ユーザーアカウント数を合計すると約240万に上ります。全国の大企業グループのアカウント数を合計すると1400万程度と一般的にいわれており、当社はリーダーポジションに近いところにいると考えています。
こうした実績を核にして、大手企業のデジタル活用のためのサービスを提供することが重要となっています。自前のコンピューターや古いソフトウェアで動いていたものを、最新のクラウドによるアプリケーションの設計で、新しいサービスに切り替えていく需要は大きいです。当社のプロジェクト型のシステム構築により効率的に仕事ができる環境を提供し、その後の保守、運用サポートにより、安心して使い続けてもらいたいと考えています」
本誌ではインタビューの続きをお読みいただけます。
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