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折にふれておまいりしたい伊勢神宮。
年の初めや、気持ちを新たにしたいとき、お伊勢さんを訪ねてみませんか?
今号のことりっぷマガジンでは、『お伊勢参りのキホン』を紹介しています。
いつの時代もあこがれる多様な魅力を備えたお宮
“お伊勢さん”と呼び親しまれる伊勢神宮。
全国に約8万社あるという神社の中心として敬われている、別格のお宮です。
正式には『神宮』といい、天照大御神をお祀りする皇大神宮(内宮)と、
衣食住など産業の守り神である豊受大御神をお祀りする豊受大神宮(外宮)という2つの正宮をはじめ、
別宮や摂社など125の宮社から成り立っています。
内宮と外宮は同格ではなく、内宮が最も尊いお宮。
2つの正宮はバスで10~20分ほど離れた距離にあり、外宮からおまいりするのが習わしです。
お宮やお社へのおまいりはもちろんですが、伊勢神宮はそのほかにも多様な魅力を備えています。
伊勢市の約4分の1を占める“神宮の森”では、
樹齢数百年の大木や五十鈴川のせせらぎ、森に集まる生き物など手つかずの自然が豊か。
内宮や外宮の神域は澄んだ空気に包まれていて、四季折々に変化する景観にも魅せられます。
日本古来の建築様式による社殿や、年間約1500回も行われるお祭りや行事など
伊勢神宮が特別な存在であることを感じさせる要素は尽きません。
いつの時代もわたしたちの心に寄り添う伊勢神宮。
あこがれの地をおまいりして、すがすがしい気持ちで新しい節目を迎えましょう。
お伊勢参りのキホン
独特な伝統や習わしがあり、知るほどに奥深い伊勢神宮。
事前に知っておくと、豊かな気持ちでおまいりできる知識やマナーを紹介します。
個人的なお願い事はNG
正宮は公の祈願をお祭りという形で行う場所なので、天照大御神には日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。
個人的なお願いごとは内宮では荒祭宮、外宮では多賀宮でという
地元の人々による風習もありますが
どの宮社でもまず感謝をした後にお願いごとをすれば良いそう。
外宮は左側、内宮は右側通行
理由ははっきりしていませんが、
参拝前にお清めをする御手洗場が内宮は右側、外宮は左側であることや、
参道の中心でなく外側を通って神前に進んだ参拝者の『慎みの心』の表れと考えられています。
なぜ外宮、内宮と呼ぶのか
朝廷を『内裏』と言うように『内』は天皇を意味すると考えられ、
皇大神宮の御祭神・天照大御神が皇室のご先祖の神であることから『内』なる『宮』と言われています。
また、内裏の外にある離宮を昔は『外』と呼んだため、内宮に対して外宮と呼ぶという説があります。
おみくじがないのはなぜ?
おみくじは日ごろからおまいりできる身近な神社で引くもので、
伊勢神宮にはおみくじはありません。
“一生に一度”とあこがれるお伊勢まいりはそれ自体が大吉と言えるため、
おみくじを引く必要がなかったとも考えられています。

本誌では、お伊勢まいりの後などに美味しく楽しく歩くおかげ横丁の歩き方なども掲載しています。
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