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パンの研究所『パンラボ』主宰の池田浩明さんは珍しいパンやすごいパン職人、頑張っている小麦農家など、
パンにまつわるうわさを聞けば訪ねてパンを食べ、トークを交わします。
持ち帰るパンもたくさん…つまり、日々パンに囲まれている生活。
そんな池田さんの朝は、美味しいトーストではじまります。
Discover Japanでは、池田さんのパンへの愛情と、おすすめのトーストを紹介しています。
朝食パンへのこだわり
「パンを食べるだけが能で、家事は何もできない僕なので、朝のトーストだけは超真剣に焼いて、
子守りに忙しい妻に差し出すのが朝の日課です」
そう語るのはパンの研究所『パンラボ』主宰の池田浩明さん。
「よそにない特別なトーストを、ということでうちでは『3』にしました。センチで言えば『4』。何の数字か?スーパーの食パン売り場でお馴染み『枚切り』のことです。
この世にある枚切りは、8か6か5、関西のような厚切りが好まれる地でも4枚切り(3cm)がせいぜい。喫茶店の分厚いトーストでも5か4。さらに上をいく3でマウンティングです」
厚くするほど中に火を入れるのが困難になるので、カットの技を使います。
池田さんは焼く前に半分に切って、中までしっかりと熱します。
さらに、大根に味を染み込ませる隠し包丁よろしく、切り込みも入れます。
これが熱の通り道&バターの染み込み通路となります。
…と、池田さんの朝のトーストへのこだわりは本誌にてさらにお読みいただけます。
焼き方、バターの置き方などにもこだわりがあります。
トーストも美味しいパンカタログ
数えきれないほどのパンを食べてきた池田さんが「トーストするなら!」と選んだパンを紹介します。
『ビースクエアード 吉祥寺店』のパン・ド・ミ
『奇跡の小麦』と呼ぶ北海道産キタノカオリを100%使用。
砂糖も油脂も入らないハード系のような食パンです。
それが、こんなにふわふわぷるぷるなんて。
レーズンから自家焙煎した発酵種で一晩醸します。
温度は糖の分解が早く進む高めの17度。
だからキタノカオリの甘さが増幅されています。
トーストした表面を噛むとばりばり音を立ててクラッシュするのもハード食パンの特権です。
「耳はチーズのような香り。中身からわき出すのは、ハチミツのような甘さと好きのない美味しさです」
価格:682円(※2023年4月時点)
西蒲田『ソングバードベーカリー』のショコラーヌ
カカオパウダーを練り込んだ生地に、上質なチョコチップのダブルチョコ。
水分たっぷりの生地ゆえ、もっちりですがしゅわーっと溶ける衝撃食感。
ゆえに、生地とチョコがシンクロして溶ける、その心地よさたるや。
生でも十分すぎる美味しさですが、禁断のトースト。
チョコをとろとろにして、パン生地はさらに軽くとろとろに。
朝から悶絶してしまうかもしれません。
「食べる前から『旨い!』と言ってしまった。それぐらいチョコの香りがむんむんしているのです」
価格:290円(※2023年4月時点)
広尾『ブロード』のカントリースタイル サワードゥブレッド
豪快に焼ききった厚いクラストがぼりぼり。
このカラメル化された甘い香りは黒糖か焼き芋のよう。
底はよりぶ厚く、まるで汁が出てくるような旨みが。
エアリーもっちりな中身からはずきゅーんと強めの乳酸の酸味が襲ってきます。
これをトーストして、カリッサクッと楽しみましょう。
長時間発酵させ、爽やかな乳酸が利いた日持ちがするパンゆえに1週間後でもトーストで楽しめます。
「デンマーク出身のベイカーが日本でつくる、北欧スタイルのパン。中でも一番素朴で、食卓に馴染むのがこのカントリースタイルです」
価格:1650円(※2023年4月時点)
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