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『鬼メンタル』というとどんな心の持ち主・心の強さを想像しますか?
ESSEでは、嫌味を言われても軽く受け流し、失敗しても考えこまずに「まあいいか」と思える心の強さと表現。
精神医学では、『レジリエンス』と言い、立ち直る力、弾むバネのような“心のしなやかさ”をもつことと言います。
今回ESSEで紹介されている、鬼メンタルのつくり方についてピックアップします。
素直さとしなやかさがメンタル安定の重要なカギ
精神科医の樺沢紫苑先生はこう話します。
「心のしなやかさをもつ人は、有名人でいえば野球選手の大谷翔平さんのような方。大谷選手は素直で謙虚な方だといわれていますが、私たちも物事をニュートラルに捉えられるようになれば、感情に流されずに事実として処理できるので、落ちこむことも焦ることも少なくなります。
心の振れ幅が小さく、揺れたとしてもすぐ戻せるようになりますよ」
心のしなやかさを身につけるための生活習慣や考え方を紹介します。
鬼メンタルをつくる基本の生活習慣

毎日の生活を見直せば、鬼メンタルに近づける
「メンタルが弱い人に生活習慣を聞くと、睡眠や運動が不足していて、不規則な生活リズムの人が多い」
樺沢先生は続けて話します。
「不規則な生活が続くと脳が疲れます。すると、感情をコントロールする力が弱まり、怒りっぽくなります。睡眠不足でミスが増え、落ち込むなど、ネガティブな気持ちにつながるんです」
【睡眠】7時間以上の睡眠はメンタルの安定には必須
睡眠が6時間以下の人はそうでない人と比べ、うつ病のリスクが5.8倍高いというデータも。
「健康、ひいては精神の安定には良質な睡眠を7時間以上とってほしい。ただし、歳を重ねると自然と睡眠時間が減るため、朝、目が覚めてしまう人は無理に二度寝する必要はなし」
【食事】心を安定させる食事法は1日3食、バランスよく
とくに意識してとりたいのは、不足するとメンタル疾患に関わるという研究結果もある3つの栄養。
「大豆製品などに多い、セロトニンを合成するトリプトファン。海藻類に含まれる鉄やマグネシウムなどのミネラル群。そして、ブロッコリーなどの野菜に多い葉酸です」
【運動】朝散歩を習慣にして幸福物質を活性化
メンタルにおいて、運動は薬物療法と同程度かそれ以上の効果が認められるという数々の研究結果が。
「オススメは午前中、とくに朝起きてすぐに外を歩くこと。太陽の光を浴びてリズム運動をすることで、『幸福物質』とも呼ばれるセロトニンが活性化します」
鬼メンタルで脱ネガティブ

自己肯定感向上の第一人者である心理カウンセラーが読者の悩みにズバリ!
見方を少し変えるだけで、苦手なことも乗り越えられます。
【悩み】天気や体調が悪い日は気分が落ち込み、ネガティブ思考がやめられません。
自然なことだと受け止めて、自分の機嫌を取る方法を決めよう。
天候が心の状態に影響を及ぼすのは自然なこと。
「今日は雨だから気分が乗らないのは当然」と受け入れたうえで、
どうすれば元気になれるのか、対策を決めておくことが大切。
【悩み】周囲の人の目が気になり、PTAの役職などの頼み事を断れません。
なにをしても2割の人は文句を言う。2・6・2の法則を大事に。
2割の人は否定的、6割はすぐに忘れ、残り2割は大切にしてくれるのが『2・6・2の法則』。
その場に流される必要はないので、本当にイヤなことなら断っても問題なし!
【悩み】仕事のミスを一日じゅう引きずります。気分を切り替える方法を知りたい
今後のタスクをリスト化し、視点・脳・体をきり替えて
まず重要なことを箇条書きにして可視化し、優先順位を決定。
次に深呼吸する、コーヒーを飲む、肩より上に手を上げて回すなどリラックスをすれば、
気分を切り替えやすくなります。
本誌では、他にも鬼メンタルをつくる基本の生活習慣や、
精神科医による脱ネガティブの悩み相談が掲載されています。
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