有村架純と荒木町デート「自分の本当の幸せはなんなのかよく考えました」

  • 更新日
  • 有効期限 2024.07.26

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今号の東京カレンダーでは、有村架純さんが登場!

 

江戸時代は大名屋敷、明治の頃には芸者衆が行き交う粋な街として栄えた荒木町

その一角へ六本木から移転して7年目を迎えるのは、本物志向の大人たちから支持される日本料理店です。

有村さんはそこで、初夏の使者たる若鮎を体験。

今宵、匠の技に磨かれた旬の味を口にして、どんな表情が繰り出されるのでしょうか。

 

自分の本当の幸せはなんなのか
よく考えました

 

 

この日、荒木町の日本料理店『青華こばやし』に姿を見せた有村さんにはどことなく“人が変わった”という印象が。

2022年12月号の本誌に初登場したときはインタビュー中も人見知りの性格を滲ませていましたが、
今、目の前にいる彼女はただひたすら朗らかでした。

 

「四谷三丁目に来たのは今日が初めてです。これまで新宿の近所という程度のイメージしか持っていなかったのですが、このお店で過ごしたら、心がものすごくときめきました

 

その理由について、こう語ります。

 

お茶を習うようになってから先生が生けてくださる季節の花々や、掛け軸、茶器、お菓子など、茶室にある一つひとつのものにはちゃんと意味があり、組み合わせることによって物語が生まれると知りました。わたしにはそれがすごくロマンチックに思えます。こちらで扱う素材や、お料理、器などにも同じ感動がありました。そういう気づきを得られるようになったのは、わたしが歳を重ねて、視点が変わったからかもしれません

 

有村さんは饒舌でした。

その理由を聞いてみると、彼女は穏やかな笑みを絶やさぬまま、ゆっくりとした口調で呟きました。

 

「20代の頃のわたしには、生き急ぐようなところがあったかもしれません」

 

突然の思いがけない告白に戸惑いを隠せずにいると、彼女はこんな話をしてくれました。

 

「この3年間で世の中は目まぐるしく変化し、価値観を変えた人も増えたのではないでしょうか。わたしもそのひとりです。時間ができて、自分の本当の幸せはなんなのかよく考えました。すると、そのうち気づいたんです。今までずっと目の前のことに追われっぱなしだったなって。そしたら背筋がぞくっとしました。自分に興味を持たないなんて、せっかく生きているのにもったいない。そう思ってからわたし自身の声に耳を傾けて、呼吸がラクにできるよう意識を働かせるようになりました。すると、心の“くすみ”のようなものが徐々に透明になるのを実感できたんです

 

話をさらに掘り下げると、かつての有村さんはワンシーンの撮影に全力で向き合い、
1日を乗り切ることに一生懸命だったことがわかりました。

 

「すごく視野が狭くて、とにかく周りにいるスタッフの心を動かしたいという一心だった」といいます。

 

ですが、今はその状態からひと皮むけた。

俯瞰の目を持ち、スタッフはもちろん、
作品を見てくださるお客様の心を震わせたいと思うゆとりが持てるようになったそうです。

 


 

本誌では有村架純さんのインタビューの続きをお読みいただけます。

 

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