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2023-09-21 発売号 (2023年11月号)
国民的アイドルグループ・乃木坂46のエースとして活躍。
昨年末にグループとしての活動を終了し、2023年5月に卒業コンサートを行った
齋藤飛鳥さんが東京カレンダーに登場!
今回は表参道にあるRESTAURANT HYÈNE(イェン)で待ち合わせ。
お洒落でクリエイティブな彼女を喜ばせたいと選んだのは、築70年超の木造家屋を活用するイノベーティブフレンチ。
新たな出発を祝いつつ、現在の心境とこれからの思いを迫っています。
最高のアイドル人生を全うして人生大満足
今は先のことを考え中
昨年末までは国民的アイドルグループ・乃木坂46の絶対的エース。
可愛らしさをアイドルらしさとするならば、クールで格好いい印象の彼女はその真逆に存在していました。
乃木坂46を卒業して少し時間が経った今、その印象は少しやわらいだように映ります。
この5月の卒業コンサートを終えて、大きな心境の変化があったのでしょう。
彼女に今回のロケ地となる『青山』のイメージについて尋ねると、
彼女は迷うことなく「大都会って感じですよね」と返します。
東京で生まれ、東京で育った人のコメントとしては意外なものにも思われますが、
実際、彼女にとっては遠い存在だったようです。
「東京といっても下町で暮らしていたこともあって、なかなか縁がなかったんです。13歳で乃木坂46の一員になると、そのうちMVの撮影の一部を原宿、青山辺りでやる機会がめぐってきました。ですが、私はその楽曲のメンバーになれなかったんですね。あの時の悔しさを思い出しました」
ですが、それから齋藤さんは17歳で初めてセンターを務めると、グループの存在感を揺るぎのないものにしていきます。
持ち前の小顔とスタイルの良さと生かし、ファッションモデルとしてのキャリアも積み上げていきました。
ですが、それにもかかわらず『青山』は依然として“遠かった”ようです。
齋藤さんは苦笑しながらこう話します。
「私は小柄で童顔。だから、路面店でお買い物をしようとしてもドアマンにつまみ出されてしまうんじゃないか。あの扉の向こうには一生かかってもいけないんじゃないかとも思っていました(笑)。でも、とあるお店のライダースジャケットにすっかり惚れ込んでしまって、何年か越しに思い切って飛び込んだんです。試着する時もずっとソワソワしっぱなしでした」
どちらかというと慎重派。
例えば何かを新調する場合は吟味する。
先ほどのライダースも一度、家に帰り、一晩熟考。
納得した上で、翌日に手に入れたといいます。
ならば、生き方のスタンスについてはどうでしょうか。
乃木坂46からの独り立ちを果たした今、何を思い、どんな舵取りをしようとしているのでしょうか。
「自分としては、人生大満足。これ以上のいい思いも望まないし、贅沢をすることにも興味がないから、もう上がってしまったような気分。でも、実際はまだまだ先がある。だから、どうにかして楽しくしなければ。その方法を探ろうとしている段階ですね」
アイドルになりたい一心で芸能界に入った。
乃木坂46の1期生になってから卒業までの約12年間、夢を全うし、完全燃焼したん違いありません。
とはいえ、まだ25歳。
一般的な社会人からするとマナーや常識を身につけてようやくスタート地点に立ったところ。
これから社会の第一線に立って活躍するフェーズですが、齋藤さんにあえて同世代のへのアドバイスを求めてみました。
すると、彼女は「大事なのは、集団の中で自分の役割を見極めることかもしれません」と前置きし、次のように続けました。
「私、デビューして間もない頃はアイドルらしくしなきゃと必死で、自分をいちごみるく好きの可愛いキャラにしたことがあって。いまだにそのネタでいじってもらえるので間違いではなかったのかもしれませんが、自分の中ではバグが起きていましたね」
そういうと、今度は自分に言い聞かせるかのようにぽつりと呟きます。
「アイドルとしての技術や実力が備わっていれば、そんな風に自らを称する必要はなかった。私には少しずる賢いところがあるんです。この適当な感じが許されて、笑いに変えてもらえたのは、グループにいたからでしょうね」
本誌では、今後の活動についてさらに深掘りしています。
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