この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
婦人画報では、温泉好き120人が、5つの部門で投じた票を集計し、得票数が多かった温泉を紹介!
今回、最も票が多かった温泉はどこでしょうか?
温泉好き芸人の友近さんが訪問しています。
湯よし、食よし、景色よし。
温泉ファンを虜にする宿
鹿児島・妙見温泉『妙見石原荘』
1966年の開業以来、時代とともにしなやかに進化を続ける『妙見石原荘』に、今回の温泉宿アワードでは多くの温泉ファンが票を投じました。
当初は団体客向けの宿だったのを、2代目が現在のゆったりとした湯宿へと大きく舵を切り、3代目となったいまも常によりよい形を追求してゲストを魅了しています。
芸能界屈指の温泉好きとして知られる友近さんはこう話します。
「プライベートではついクローズドな、温泉露天風呂付き客室の温泉を選んで入りがちなのですが、本当はこういう大自然の中にある開放感いっぱいの温泉に入ってみたかったんです」
渓流に面した露天風呂は、野趣溢れる、を通り越して自然そのものの温泉。
客室の温泉も天降川に面しており、部屋にいても自然に懐かれているような感覚に浸ることができます。
妙見温泉の泉質は含土類重曹泉。
「抗酸化作用は調査でも実証済み。真の美肌の湯といえます」と温泉学者の松田忠徳さんも太鼓判。
保湿成分であるメタケイ酸が豊富で、ほのかに炭酸も含まれています。
その上質な湯を素のまま味わうために、「源泉湧出地からなるべく近い場所に浴槽を造り、常に新鮮な厳選を楽しめるよう熱交換器で温度調節するなど工夫がすごい」と旅ブロガーの月山ももさんも讃えます。
そんな温泉ファン大絶賛の湯に浸かった友近さん。
「少し鉄っぽい匂いがあって硬いお湯かなと思いましたが、肌あたりはとても柔らかくていい意味でギャップがありました。熱すぎずぬるすぎない好みの温度です」
本誌では、日本全国にある温泉がたっぷり、詳しく紹介されています。
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。