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いろいろな企業があるなか、今、世界で勝つことのできる「スモール企業」があります。
今号のForbes JAPAN(フォーブス ジャパン)では、スモール企業が「世界で勝つ方法」を特集。
NABEL(ナベル)がどうやって世界2位になったのか、気になる内容をピックアップしました。
激動の時代を好機に変えられるのは、大胆な変革をいとわない「スモール企業」です。
規模は小さくても地域から世界に飛躍する日本企業を発掘する「スモール・ジャイアンツアワード」は、9回目を迎えました。
「辺境」から日本経済を塗り替える新・成長モデルを紹介しましょう。
ナベルの世界で勝つ方法

世界2位!売上高1,000億円を目指す
卵の生産まるごと支える NABEL(ナベル・京都市)
コモディティ(卵)×垂直統合×徹底的な自社開発=産業の生産性の最大化
スモール・ジャイアンツアワード2026のグランプリに輝いたのは、京都の産業装置メーカー・ナベルです。
鶏卵の選別やパッキングの装置など、卵の生産工程におけるあらゆるソリューションを提供し、世界シェア2位を誇ります。
今回、審査委員を務めた経営学の旗手、入山章栄氏がナベル副社長の南部隆彦氏にインタビュー。
入山章栄(以下、入山):ナベルは卵の選別やパッキングなど卵の生産意かかわるさまざまな装置の開発・製造を手がけています。国内ではシェアトップで、世界シェア2位。グループの売上高も100億円をこえています。海外売上比率もここ数年でほぼ半分に成長しているとのことで、海外展開はいつからやっているんですか。
南部隆彦(以下、南部):1992年にマレー島に卵の選別包装装置を輸出したのが最初なので、30年以上になります。マレーシアの後は、台湾、東南アジア諸国、最近では米国に納品しました。現在輸出先は80カ国に上ります。
入山:私の理解では、米国では卵の生産は養鶏場かから卵の選別、パッキング、小売りに卸すところまで垂直統合で、大手がすべてを担っているイメージがあります。その牙城に参入していくということですよね。
南部:そうなんです。僕も作業着を着て、スパナを持って納品に立ち会ったんですが……。
納品先のオーナーと面談したら「今後3年間で20台買いたいんだ」と。
なんとその会社はグループ全体で4,500万羽のニワトリを飼っているのだそうです。おそらく1日4,000万個くらいの卵を生産していると思います。
目指す売り上げは?

入山:我々がスモール・ジャイアンツアワードの審査で見ている3つの評価ポイントは、今お話しいただいた「グローバル市場の開拓」、そして「地球への貢献」、最後が「稼ぎ続ける力」なんですね。
これからもっと成長し続けられるのかどうか。南部さんとしては、どういうイメージをもっていますか。
南部:長期の計画になりますが、20年後、グループ全体で売上高1,000億円を目指しています。
このあと、今の利益率や今後のナベルについてなど、まだまだインタビューは続きます。ぜひ、本誌でご覧ください。
本誌では他にも、スモール・ジャイアンツアワード2026の各賞を受賞した企業を紹介されています。
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