
クロワッサン
【犬と猫のいる暮らし】
人間が支えているつもりでも、実は支えられている
飼う人にとって、ペットは、家族で恋人で親友、ときには最大の理解者と、かけがえのない存在です。 無言で寄り添うその体温を感じたり、姿や仕草、ふとした表情に、どんなに癒やされ、救われるでしょうか。 そんな大切な人生の伴侶だから少しでも長く、共に幸せな日々を送りたいですよね。 「犬も猫も、人間が支えているつもりでも、実は支えられている」と語る小説家と作家の2名の方が 犬と猫と過ごす暮らしの醍醐味を語っています。 馳星周(はせせいしゅう)…小説家、代表作は『不夜城』『鎮魂歌不夜城Ⅱ』など バーニーズ・マウンテンドッグのアイセ、マイセと暮らしています。 村山 由佳(むらやまゆか)…作家、『天使の卵-エンジェルス・エッグ』『星々の舟』など 現在7匹の猫と暮らしています。
20代の頃から大型犬を飼い始め、同じ犬種で現在4、5代目と暮らす馳星周さん。
17年、苦楽を共にした最愛の猫もみじとの別れを描いた『猫がいなけりゃ息もできない』などの著作もある村山由佳さん。
犬好き、猫好き代表の2人の、共に暮らす喜びや人生の変化とはなんでしょうか?
村山「バーニーズのいいところは?」
馳「やっぱり表情が豊かなところ。アイセとマイテも個性が全然違うし、コンビで飼うと、その組み合わせでもずいぶん変わります。アイセはぬろーんとした性質の犬なんですが、なぜかマイテにも伝播している。ワルテルと3代目のソーラは軍隊の上官と下士官みたいでした。『やれ』『はい』の関係」
村山「2頭でいるのが本当に幸せそう。うちは7匹いるけれど、そもそも猫は群れずに個々で暮らす生きもので、人の都合に合わせて折り合ってくれている。うちも2匹はちょっとハミダシ者なんですよね」
馳「猫の魅力を端的に言うと?」
村山「大人の付き合いができることかな。お絹(絹糸の愛称)のようにとんでもなく甘えん坊の猫もいますが、基本的にはつかず離れず。だから子猫のころはもちろんかわいいですが、私は1歳以上になってからのほうが好きです。お互いのペースで関わり合えるから。
あと、つらいことがあったとき、猫は敏感にこちらの気持ちを察知して、心の穴ぼこにぴったりの大きさで丸まって寄り添ってくれるんですよね。これまで、どんなに救われたか知れません」
村山さんは犬も飼っていた経験もあるといいますが、猫が合う、といいます。 馳さんは、人と犬とはボスになって面倒を見る代わりに愛をもらえるといいます。 お二人の犬・猫への愛あふれる対談はこちらからお読みいただけます。

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