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あなたは犬や猫などのペットを飼っていますか?
新型コロナウイルスの流行が長引き、自宅で過ごす時間が増えた人たちがペットを迎えるケースが増えています。
一方で身勝手な理由で手放す飼い主も少なくありません。
ペットと暮らすことは、動物をかわいがるだけではなく、身近な命を守ることです。
今回はコロナ禍になってからのペット・動物たちについて紹介します。
コロナ禍の新しい家族
一般社団法人ペットフード協会の推計では、
昨年の全国の飼育数は犬710万6000匹、猫894万6000匹でした。
このうち1年以内に新たに飼い始めた数は犬39万7000匹、猫48万9000匹です。
新型コロナの感染が拡大する前の2019年の数と比べると、犬、猫とも増えています。
ペット人気の陰で…
衝動買い→「もういらない」

ペットを新しい家族として迎える人が増えた一方で、飼えなくなったり嫌になったりして手放す人もいます。
「引っ越し」や「時間や体力がない」といった理由のほか、衝動買いして飽きてしまう無責任な人もいるのです。
ペットを飼うことは命を預かること。
「かわいい」という気持ちだけで買い続けることはできません。
2020年度 2万4000匹殺処分
飼い主を失った犬や猫は食べるものがないのでごみを荒らしたり、庭などにふんやおしっこをしたりして、住民に迷惑をかけます。
環境省の統計では、2020年度に全国の市町村が引き取った犬は2万7635匹、猫は4万4798匹でした。
このうち約5万匹は飼い主に返されたり新しい飼い主が決まったりしましたが、
約2万4000匹はやむを得ず殺処分されました。
動物の命を守ろうという行政の努力や市民の協力で殺処分数は年々減っていますが、
いまだにゼロになりません。
フランスはショップ販売禁止へ
フランスでは2024年から、犬や猫のペットショップでの販売が禁止されます。
動物の幸せのために衝動買いを防ごうと、昨年11月に動物愛護に関する法律の改正案が可決されました。
犬や猫を飼う場合は保護団体や個人から譲り受けたり、繁殖業者から直接買ったりすることになります。
日本ではマイクロチップ義務化へ
日本では動物愛護管理法により6月から、
犬や猫の繁殖・販売業者に飼い主の情報をたどれるマイクロチップの装着が義務付けられます。
マイクロチップは識別番号を記録した集積回路(IC)入りのガラス製カプセル(直径約2ミリ、長さ約10ミリ)です。
首の後ろの皮膚に埋め込まれますが、犬や猫の負担は少ないとされています。
識別番号に飼い主の情報などを関連づけて特定できるため、無責任な飼育放棄を防ぐ効果が期待されています。
ペットは決して「かわいい」だけでは飼うことはできません。
動物たちを勝手な都合で手放したり、殺処分にせざるを得ない状況にさせるのは人間。
動物を心から愛し、守りながら動物たちが幸せに暮らせるようにできるのも人間です。
本誌の記事では、ペットたちのこれからについてもまとめられています。
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