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ジャイアントパンダ。
その無邪気な姿と生まれ持った『萌え』要素で、世界中に無数のファンを生み出しています。
特に日本には熱狂的なパンダファンがおり、パンダの行く先々で『パンダ旋風』が巻き起こります。
今号の和華では、シャンシャンをはじめとした日本でのパンダ旋風について特集しています。
シャンシャンが中国に返還となった理由
日本で生まれたパンダ、シャンシャンは2017年に上野動物園で生まれスクスクと育ち、
日本中、世界中からファンが集まるほど大人気なパンダです。
しかし2023年2月21日にシャンシャンは中国に返還されました。
なぜ、日本で生まれたシャンシャンが中国に行かなければいけないの…?と切なくなった私ですが、どうやら日本にいるパンダは『日中共同飼育繁殖研究』という、研究目的で貸与されているそう。
シャンシャンも貸与にあたり『中国野生動物保護協会』と
東京都が『ジャイアントパンダ保護研究実施の協力協定』という協定を結んでいます。
これらの協定では、パンダの所有権は中国にあると定められています。
ですから、協定で約束をした期間が過ぎたら、中国へ返還となるそうです。
日本におけるパンダの歴史

1972年、日中国交正常化を記念して中国からパンダのカンカンとランランが寄贈され
日本中が空前のパンダフィーバーに沸きました。
当時はまだ多くの人が知らなかったパンダの姿を一目見ようと、
数時間も並んで見られるのは30秒ほどという混雑ぶりだったといいます。
また、2017年に上野動物園で生まれたシャンシャンは、
待望の赤ちゃんだったこともあって一躍スターとなり、同じような現象が起こりました。
2023年2月21日、シャンシャンが中国に返還されたときには多くの日本ファンが涙を浮かべて別れを惜しみました。
このように、パンダは日本国民に喜びをもたらすだけでなく、日中交流の使者にもなっています。

一方、パンダの本場中国でも今、空前のパンダブームが起きています。
火付け役となったのは、いまやトップアイドルの『和花(ホーファー)』です。
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地には国内外から観光客が詰めかけ、
『和花』の関連グッズも飛ぶように売れているといいます。
本誌では、シャンシャンを振り返る特別企画、
12年以上上野動物園でパンダを撮り続けている『毎日パンダ』運営者の高氏貴博氏による
シャンシャンの5歳までの厳選写真、中国での様子もたっぷり掲載。
シャンシャンを誌面にてたっぷりお楽しみください。
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