
Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
《アメリカのIPO最前線》
米株式市場に起きている”異変”、SPACとは?
少し前まで新規株式公開(IPO)と言えば、一大イベントでした。 フェイスブックやウーバー、エアビーアンドビーなど 私たちの生き方や価値観を変える革命的な企業の数々。 こうした会社に投資してきた投資家はIPOの日を心待ちにし、 創業者と従業員は株価に一喜一憂していました。 しかし今、米株式市場に”異変”が起きているといいます。 有望なスタートアップが「特別買収目的会社(SPAC)」を用いた上場スキームで 雪崩を打ったように次々と上場しているのです。 まず、「特別買収目的会社(SPAC)」とはなんなのでしょうか。 フォーブスに紹介されている記事からピックアップして紹介します。
SPAC(特別買収目的会社)とは?
(1)まずスポンサー(出資者)は白地小切手会社を立ち上げ、上場の申請を済ませる。 通常のIPOの場合、申請手続きに時間を要しますが、実績がないため大幅に時間を短縮できます。 (2)SPAC設立・上場 他の出資者を募り、資金を調達。 スポンサーはIPOで発生する申請や法務にかかる費用を肩代わりし、 上場申請していた白地小切手会社を「特別買収目的会社(SPAC)」として上場させます。2020年に始まった「特別買収目的会社(SPAC)」はテック系スタートアップにとって 驚異的なスピードで大型の資金調達を可能にする、文字通り千載一遇の機会です。 スタートアップは、このSPACと呼ばれる上場スキームを使えば、 従来の新規株式公開(IPO)よりも早く上場できます。 電気自動車(EV)や宇宙開発、環境保護、医療といった分野のスタートアップは そもそも業績が少ないうえ、研究・開発に時間がかかります。 それに将来性が高くても黒字化するまでに年月がかかります。 そのため、資金調達が用意ではありません。 そうした会社にとっては、ベンチャー投資家からの出資や IPO以外の選択肢が増えることは朗報といえます。 辣腕投資家として知られるピーター・ティールはSPACブームを 『正規の転換点』と評しています。 「バブルの様相を呈していますし、SPACで上場した会社が評価に見合うようになるまでには相当な年数がかかるでしょう。しかしコロナ禍が時代の分岐点となったのと同じように、私はSPACブームが『真の21世紀』の始まりを告げている気がしてなりません。おそらく2020年が”新経済”が”旧経済”にとって代わった年なのです」
SPACについて、さらに詳しい記事はこちらからお読みいただけます。

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