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『求められる言葉は、時代やシチュエーションによって変化する』
ビジネスシーンではテレワークの普及によってメールやチャットでのコミュニケーションが増え、
簡潔で明解な文章がより好まれるようになってきています。
一方、対面の機会が減ったことにより、手書きに新たな価値が見出されることもあります。
共通して大切なことは『相手に対する思いやり』。
PRESIDENTでは言葉のストックを増やし、適切に使えるようになる
『語彙力パワーアップ』について紹介します!
スピーディーで的確に書く!
齋藤孝の語彙力パワーアップ大作戦

日常で使っている話し言葉の語彙は300~500程度に過ぎません。
より豊富な語彙で、自分の意思を明確に示す必要があります。
明治大学文学部教授の齋藤孝氏はベストセラー作家、文化人として多くのメディアに登場しています。
著書には『身体感覚を取り戻す』『声に出して読みたい日本語』『語彙力こそが教養である』など。
「中高年のビジネスパーソンの表現力についてですが、まず『話が長い』『指示がはっきりしない』という点が気になります」
という齋藤氏。
一昔前なら時間がゆったり流れ、余裕があったので、飲みニケーションしながら伝えたり、
ふんわりと曖昧な指示を出しても、お互い了解し合えたかもしれません。
それに、当時はいまよりコミュニケーションの機会が多く、その都度それなりに修正できた、という状況もあります。
「しかし、最近は飲み会が減り、人間的な信頼関係がつくりづらくなっています。そのうえ、ビジネスもメールで済ませる時代になり、すぐに返事をしなければなりません。そうなると、ふんわりとした上司の指示では、部下も取引先に明確な返事がしづらくなっているようです」
いまは時代が複雑化、加速化し、結果が厳しく求められるようになりました。
たとえば、メールでよく使う「了解しました」という言葉。
「部下に対して『了解した』と言ったにもかかわらず、事が進むうちに『そういうつもりじゃなかった』と、頓珍漢なやり取りになってしまうことがある。やはり『了解した』だけでは語彙が足りないのです」
ここに少し言葉を付け足すだけで、意思を明確に伝えられるとのこと。
部下からの報告や相談を受けたなら
『基本的には了解です。以下の2点の確認をお願いします』という形で
『①』『②』というように箇条書きでポイントをしっかり書くこと。
文章でつらつら書くのではなく、具体的な意思を箇条書きするだけで現代的な表現方法になります。
本誌ではさらに詳しい『語彙力パワーアップ』についてお読みいただけます。
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