ホンダ新社長による『第2の創業』とは…「ここで変わらなければホンダはなくなる」

  • 更新日

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

 

ホンダの社長・三部敏宏氏は2021年4月の社長就任以来、
『第2の創業』と公言して矢継ぎ早に改革を打ち出してきました。

 

社内を鼓舞する背景には「ここで変わらなければホンダはなくなる」というほどの危機感がありました。

自動車業界の大変革期を迎え、ホンダをどう導こうとしているのでしょうか。

日経ビジネス電子版では、ホンダの社長・三部敏宏氏のインタビューが掲載されています。

 

自動車会社じゃないところと組むことで殻が破れる

 

電気自動車(EV)事業で、ソニーグループと提携しました。

改めてその経緯や狙いを教えてください。

 

「ガソリン車からEVに変わると、車の価値が変わると思います。ホンダの中でも色々やってきたのですが、なかなか自動車会社の域を出ない、想定を超える面白い話があまり出てこない、と思うところがありました。

その頃、世の中では異業種の組み合わせで新しい価値を生むという話が一般的になっていました。そこで、自動車会社じゃないところと組むことで殻が破れるかもねという話が出てきたわけです。日本の産業全体にとっても良い事例にしたいという思いもありました。

その中で一番インパクトがあるのはソニーさんだなと思い、『まずはスタディー(ワークショップ)をしてみましょう」と声をかけました。

 

若手を中心にワークショップをしてみたところ、数ヶ月後『面白いものができそうです』と報告が上がってきた。吉田さん(ソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長)に会い、日本産業全体に新しい流れを生み出せれば、という話もしました。それで、「じゃあ、やりましょうか」と。そこからは速かったですよ。

 

2025年に発売するEVは、買った後から進化する車にします。ギリギリまで入られるものは入れて、間に合わないものは後から入れるハード構成にします。今の我々のビジネスモデルとは全く違うので、まずはしがらみのない新会社から始めていこうというわけです」

 

ソニーでもホンダでもない存在

 

新会社のソニー・ホンダモビリティは、親会社のホンダとは全く別の存在になると伺いました。

 

「自動車会社として独立して生きていける存在を目指すべきだと思っています。そういった意味で言えば、例えば生産をホンダでやる必要も別にない。最初は間に合わないのでホンダでつくりますが、その次は新会社にとって一番メリットのあるところでつくればいいでしょう。

一切の縛りはなしにして、あらゆる可能性を阻害しないように会社をつくろうとしています。新会社の社員が『成功させてやるぞ』と思えるように、給与体系なども含めて、まさに今検討中です。役員クラスは基本的には出向ではなく転籍です。帰り道をなしにしないと、やる気が出ないじゃないですか。

だから、ソニーでもホンダでもない存在です。本当は僕はソニー・ホンダモビリティなんて、両者の影が見え隠れする名前は嫌だったんですけどね。(関係者の間では)社内も途中で変えるかもしれない、という話もしているようです」

 

 

本誌では、インタビューの続きとともに、ホンダの大特集もお読みいただけます。

 

I LOVE MAGAZINES!キャンペーン2022

 

 

対象の雑誌が月額払い・年間購読が最大50%割引されたり、
定期購読で1,000円割引が適用されるギフト券コードを掲載中!

割引やプレゼント付きなど、800誌以上の雑誌が全てお得に購読できる大チャンスです♪

毎回ご自宅へお届けしますので外出の必要はございません。

この機会に、雑誌で楽しく充実したおうち時間を過ごしませんか?

『日経ビジネス電子版【雑誌セット定期購読】』に関心のあるお客様へおすすめの『ビジネス・経済誌』はコチラにあります!

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。