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この数年で、私たちの仕事に対する考え方は大きく変わったのではないでしょうか。
時間や場所、勤務体系にとらわれない働き方が一気に浸透した一方で、
経済社会の変化は加速し、将来を見通すことはますます困難になりました。
「個人の価値観の多様化」「不透明な未来」「テクノロジーの知的労働圏への侵食」
「曖昧化する仕事と家庭の境界線」といった因子が複雑に絡まり合うなかで、
多くの人々が自らの働く意味を問い直しています。
自律的なキャリア形成へと世の流れが移る今、そこに画一化されたロールモデルは存在しません。
今回Forbes JAPANでは、「個人」「未来」「家庭」の観点から各分野の第一線で活躍する人物たちを総力取材。
これからの「働く」を多角的に見つめていくことは自分だけの答えを見つける手がかりとなるはずです。
『最愛の仕事』を見つけた
40人に聞く『私の転換点』

自律的なキャリア形成に単一的なロールモデルは存在しない。
異分野への挑戦など、独自の道を切り開いた40人の事例には、
自分だけの『最愛の仕事』を見つけるヒントが詰まっています。
小国士朗/小国士朗事務所 代表取締役
NHKを退局し、現職。
認知症の人がホールスタッフを務める『注文をまちがえる料理店』、
みんなの力でがんを治せる病気にするプロジェクト『deleteC』などを企画。
Q. 現在のキャリア/働き方を選んだきっかけと決め手について教えてください。
「NHK在籍中に個人的なプロジェクトとして企画した『注文をまちがえる料理店』が世界150カ国以上に発信され、『情報や価値の届け方は自由なんだ!』と心底思えた。こういう企画をもっとつくろうと思いNHK卒業を決めた」
Q. 働くうえで大事にしているマイルールを3つ挙げるとしたら何でしょうか。
(1)素人の抱く違和感を大切にする
(2)無駄・余白・あそびを慈しむ
(3)Tele-Vision(誰もみたことのない風景をかたちにする)
Q. あなたにとって「働く」とは?
「自己実現だったり、あそびだったり、生活の糧だったりといろいろ。あえて言葉にするならLIFE(生活・人生)」
くりえみ/ぴにょきお 代表取締役
起業家、会社経営、モデル、タレント。
そして美容品開発なども手掛ける。
2023年バーチャルヒューマン芸能事務所を設立。
SNSフォロワーは250万人にのぼる。
Q. 現在のキャリア/働き方を選んだきっかけと決め手について教えてください。
「大手芸能事務所や学校などいろいろなコミュニティを経験したときに自分はどこかの組織に属することなく、自分で自分の理想とする新しい常識やルールをつくることが最大の生きやすさだと感じ、起業を決めました」
Q. 働くうえで大事にしているマイルールを3つ挙げるとしたら何でしょうか。
(1)社員の誰よりも熱中し楽しむこと
(2)揺るがない信念をもって取り組むこと
(3)近くにいるメンバー全員をサービスと私のファンにさせること
Q. あなたにとって「働く」とは?
「人生そのものであり生きる意味。日常にありふれているできないをできるに変える作業を続けていきたい」
坂根千里/水中 代表取締役
1998年生まれ。
一橋大学卒業後、老舗スナックの承継を行い新卒ママに。
スナック・バーに特化した事業承継と店舗拡大を目指します。
Q. 現在のキャリア/働き方を選んだきっかけと決め手について教えてください。
学生時代にアルバイトをしていたスナックのママから、継がないか?と言われたことがきっかけ。
スナックは今後より求められるのではと商機を感じ、何より自分が救われたスナック文化を継承したい気持ちがあった。
Q. 働くうえで大事にしているマイルールを3つ挙げるとしたら何でしょうか。
(1)小さな変化を楽しむ
(2)心身健やかに
(3)多くの人に頼り、感謝を忘れない
Q. あなたにとって「働く」とは?
知らない誰かとトゥギャザーする瞬間、この町でひとりじゃないかもと思える社交空間を用意し、
小さく寄りかかり合いながら暮らす社会を実現したい。
本誌では、全部で40名の様々な分野の経営者や起業家たちにインタビューしています。
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