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ノウハウ蓄積の独自ソフトで顧客が増えているデジタル・インフォメーション・テクノロジー。
今号の週刊エコノミストでは、デジタル・インフォメーション・テクノロジー社長の市川聡氏にインタビューしています。
従業員を施術するところから始まる
大学で鍼灸学を学んだそうですね。
市川:本当は医師になりたかったのですが、合格したのが鍼灸学部でした。卒業後、鍼灸師として勤めながら腕を上げようとする中、当社の創業者である父に「壁に当たっています」と相談しました。父は「抜け出る方法がある」。当時、400人ほどいた当社の従業員に施術すればいいというのです。そこで鍼灸師として入社しました。
サイバー攻撃に対処
主に三つある事業分野を教えてください。
市川:一つ目の「ビジネスソリューション」は顧客企業の社内システムを開発、メンテナンス、運用サポートをする事業です。
二つ目の「エンベデッドソリューション」はスマートフォンやカーナビゲーションシステムといった市販製品に組み込むソフトウェアの開発支援や動作の検証をする事業です。直近では、自動運転やコネクテッドカー(インターネットに常時接続して遠隔操作もできる車)に関するソフトの開発支援や検証が中心になっています。7~8年前、組み込む製品をモバイル(移動体通信)から車載製品に大きくシフトしました。
三つ目は「自社商品」です。1990年代からずっと独自開発したソフトやサービスを手掛けているのですが、採算面でほとんどが失敗に終わりました。それでも市場ニーズに合うものを出し続けたことでノウハウが蓄積し、業務効率化とセキュリティーに関するソフトが残りました。
独自開発のソフトとはどういったものですか。
市川:基幹システムを使いながら、表計算ソフトのマイクロソフト・エクセルを活用して周辺業務をこなしている会社が多いと思います。当社の業務効率化ソフト『xoBlos(ゾブロス)』はエクセルを使う業務を効率化し、基幹システムとのデータ連携を強化します。幅広い業種の600社弱が採用しています。
「WebARGUS(ウェブアルゴス)」は他社のセキュリティーソフトとは異なり、自社サーバーを防衛するのではなく、保存しておいたサーバーの中身に少しでも変化が生じたら即座に検知して元に戻すというものです。どんな攻撃に対しても100%対処でき、検知から復旧まで0.1秒未満と高速であり、実害はほぼゼロです。金融機関や独立行政法人をはじめとするセキュリティー意識の高い法人の導入事例が多くなっています」
本誌では、インタビューの続きをお読みいただけます。
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