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『グローバルニッチトップ』を掲げ、商品構成を変えながら成長してきた日東電工。
世界トップクラスの顧客のニーズを先読み。
知財戦略も見直して競争力を磨いてきた日当電工社長CEO兼COOの髙﨑秀雄氏。
新規事業への投資を加速し、さらなる構造転換を推し進めています。
ニッチトップ戦略、完成へ
品目を変えながらグローバルニッチトップ戦略を貫き通す企業はそうそうありません。
2025年度までの中期経営計画でも事業ポートフォリオの変革を掲げています。
「当社は製品を常に変えていっていますから、製品のライフサイクルに合わせて『山』をたくさん作っていかなければなりません。いくら新製品を作っても、必ず成長期から成熟期に入っていくものが出てきます。
我々はBtoB(企業向け)企業ですから、やはり大事なのは顧客の変化ですね。ニッチトップ製品に共通しているのは、業界トップクラスの顧客としっかり握っていることです。最初は規模が小さくても、業界トップクラスのメーカーと『日東電工とやれば開発効率もいいし、良い物が出来上がる』という信頼関係を築く。その連続なんです」
研究開発を『守り』と『攻め』に
「研究開発は、既存事業の成長を担う事業部側の部門と、3~4年後を見据えた技術開発を担う全社的な技術部門に分かれ、両部門が連携しながら取り組んでいます。いわば『ディフェンス』と『オフェンス』に分かれているのです。全社の技術部門では外部機関との共同開発や、当社にとって足りない技術を持っている企業のM&A(合併・買収)といった方法も日々検討しています」
『足りない』分野のM&Aについては、どのような事例がありますか。
「(柔軟性と耐久性を両立させた)フレキシブルセンサーを手掛ける米国企業を22年に買収しました。フレキシブルセンサーの具体的な用途はまだ検討中ですが、ものすごく魅力的で無限の可能性があります。
当社が注力する『(自動車関連などの)パワー&モビリティ』『デジタルインターフェース』『ヒューマンライフ』という3領域に使われる可能性が十分にある。そういうものをいち早く手に入れています。
出資先の企業と日東電工の技術を融合させて、ハイエンドの顧客にどんな提案ができるのかを常に考えています。シーズ作りと市場のニーズには『時差』があるわけですよね。顧客の将来のニーズに対応できる技術を、こちらも蓄えていかないといけません」
本誌では、インタビューの続きをお読みいただけます。
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