いすゞ自動車社長インタビュー「自動運転で物流を支える」

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商用車メーカー大手のいすゞ自動車が過去最高の売上高を記録しました。

自動運転トラックの事業化に向け、国内外スタートアップへの投資を加速する南真介氏。

既存のディーゼル車も含め全方位で開発を進めています。

 

日経ビジネス電子版では、いすゞ自動車社長の南真介氏にインタビュー。

 

自動運転で物流を支える

 

2024年3月期の売上高、純利益はともに過去最高となるなど、足元の業績は順調です。

 

「コロナ禍が開け、半導体供給の問題も解消した中で、おおむね順調な1年になりました。エリア別では、日本はニュートラルな状況でしたが、北米やオーストラリアの売れ行きが特によかったです。

一方、タイの落ち込みは顕著で業績にかなりインパクトを与えました。家計債務が大きく膨らんだことで購買にブレーキがかかりました。乗用車のお客様とは違って、ご商売をされている方が多い。その中でも小規模事業者のお客様の割合が大きい中、落ち込みが非常に大きかったです

 

社長に就任してから約一年がたちました。手応えは。

 

「ずいぶん会社が変わった、と感じています。私が専務執行役員だった21年に策定した中期経営計画で物流のデジタルトランスフォーメーション(DX)や脱炭素化の目標を初めて掲げました。それ以降、トラックの電動化や自動運転の取り組みが加速しています。

実は6~7年前まで、社内では『トラックの電動化なんてありえない』という人がかなり多かったんです。しかし今では重要なテーマ。どんどん社外に出て、世の中の流れを知ろうという空気ができています。他社とのさまざまなアライアンスはその流れの一つと言えるでしょう。

これまでは、議論せずとも分かり合えるというような雰囲気がありました。ただ、21年のUDトラックスの買収も含め、新たな人材も続々と入ってくる中、多様性にあふれる集団になったなと感じています。

就任当初から変わらず言い続けているのは、経営理念の一つでもある『安心×斬新』というフレーズです。変革は継続しつつも、基本的な品質や安全への取り組みは最重要のポイントして、今後もそのウエーとの高さが変わることはありません」

 

赤字に向かい続けた

 

これまでのキャリアのターニングポイントは。

 

「私は当社では比較的珍しく、営業と経営企画を行ったり来たりするキャリアでした。前半は国内営業としてトラックの不良債権処理や赤字の乗用車事業に携わっていました」

 


 

本誌ではインタビューの続きをお読みいただけます。

 

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