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フューチャーの創業社長として様々な業界にIT(情報技術)ソリューションを提供してきた金丸恭文氏。
人工知能(AI)では20~30代の精鋭を約50人結集した超技術者集団の結成に尽力。
規制改革や成長戦略にも関わってきた経営者の次の一手とは。
日経ビジネス電子版では、フューチャー会長兼社長 グループCEO 金丸恭文氏にインタビューしています。
現場を巻き込み生成AIを活用して
改善を繰り返していく
ITコンサルティング会社として顧客企業にソリューションを提案しても、
うまく回るケースと回らないケースがあるのではないかと思います。
違いは何でしょうか?
「新しいテクノロジーに対する期待値の大きさによって、顧客企業の受け止め方は変わります。顧客企業にはテクノロジーに対して過小評価と過剰な期待の両方があり、過小評価している企業は反応しません。一方、過剰な期待を抱いている企業は、期待が大きかっただけに効果が出ないことに失望しています。
先端技術はマジックではありません。今注目されている生成AI(人工知能)も地道な世界ですし、一定の成果を出すには現場を巻き込み、業務で生成AIを活用して改善を繰り返していくことがうまく回す秘訣です」
IT活用のカギは可視化
いきなり大きな成果を出そうとするのではなく、小さな成果を積み重ねていくということでしょうか。
「一般論ですが、日頃からテクノロジーを活用して会社全体の業務を改善しようと考えてはいるものの、実行できている企業はそれほど多くないと思います。現場には頑張っている方もいらっしゃいますが、会社全体の理解が得られないため取り組みが広がらない。だから大きなIT投資につながらないのです。
工場などの建設に1000億円もの投資が行われることはよくありますが、AIのプロジェクトにそこまでの投資がされる話はほとんどききません。
というのもITやAIは、リターンが可視化しづらいという課題があります。日本企業は一般的に可視化しにくいこと、見えにくいことには投資を控える傾向がありますね。逆に、いったん可視化できてしまうと決断が早いです」
顧客企業の経営者の意識も変わってきていますか?
「そうですね。最近はお客様の方から私どもにお声がけいただくことが増えました。
例えば、我々は大手新聞社に対して、最新テクノロジーを活用したコンテンツ管理システムを開発しました。それによって新聞社の業務がこれまでの紙優先からデジタル優先の編集フローへと大きく代わり、記者のみなさんの働き方改革にもつながったと伺いました」
本誌ではインタビューの続きもお読みいただけます。
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