
WIRED(ワイアード)
「インターネット」の次は「ミラーワールド」
ARが生み出す巨大プラットフォーム
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現実の都市や社会のすべてが1対1でデジタル化された
鏡像世界=ミラーワールドは、
ウェブ、SNSに続く、第三の巨大デジタルプラットフォーム。
ミラーワールドの基盤技術といわれるのが、AR Cloud。
現実世界の永続的な3Dデジタルコピーをつくり、それを複数のユーザーやデヴァイス間でリアルタイムで同期できるようにします。そのデータは、フェイスブックのもつソーシャルグラフやグーグルの検索インデックスに匹敵するほどのインフラになるともいわれています。
これが「ミラーワールドはWeb、SNSに次ぐ第三のプラットフォームになる」と『WIRED』の創刊編集長を務めたケヴィン・ケリーが言うゆえんなのです。
「3D MAP」は、まるで日本のゲーム『メタルギアソリッド2』に似ているといいます。 3Dマップと屋内マッピングのプラットフォームを構築する フェイザン・ガウリ(WRLD3D代表)は 3Dマップを構築する際に、ゲームの「メタルギアソリッド」と 「グランド・セフト・オート」に影響を受けたそうです。 SRLD3Dは一般公開されているGIS(地理情報システム)データを用いながら ロンドンや東京などの3Dマップをつくりあげました。 サンフランシスコのような都市では、建築物のデータが古く、スマート化が難しいそうで 中東やアジアでは過去10年で多くの建物がつくられ、データ量も豊富なので これらの都市がミラーワールドを発展させていくでしょう。
インターネットから次のステップ、ミラーワールドへ。 未来を作り上げていく世界の会社のこれからが本誌に掲載されています。
