【デジタル通貨・変わるお金のカタチ】1万円札は渋沢栄一で最後かも…!?

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2024年度に新しいお札(紙幣)が発行される一方で、お金はデジタル技術によって『見えないもの』へとカタチを変えています。

電子マネーはすでに生活に根づき、いずれ紙幣や硬貨もデジタル通貨になるでしょう。

 

新時代のお金のあり方について、麗沢大学経済学部教授の中島真志先生が教えてくれます。

 

デジタル通貨とは?

 

紙幣や硬貨を電子データにしたもの。

財産としての価値があり、インターネット上でやり取りされます。

円など、国の法定通貨を電子データ化したもの中央銀行デジタル通貨といいます。

 

お金の3大機能

 

お金には3大機能があり、お金がデジタル化されていっても、
この3大機能を果たすという点は以前のお金と変わらないようです。

 

(1)一般的交換手段…相手に渡すことで、欲しいものやサービスを手に入れる

(2)価値の尺度…ものやサービスの価値を示す

(3)価値の保蔵手段…価値を形にして、財産として保つ

 

5~6年後には『デジタル円』が出てくる!?

 

日本銀行が昨年4月から中央銀行デジタル通貨の実証実験を始めており、
5~6年後にはデジタル円を発行している可能性があるとのこと。

 

「今の中学生が20歳になることには、日銀ウォレットをスマートフォンに入れ、
ピッピッと支払っているかもしれません。現金を見る機会が減るでしょう」

 

急速に進むキャッシュレス化

 

 

現金の代わりに電子マネーやクレジットカードで支払うようになることを『キャッシュレス化』といいます。

キャッシュレス化のよいところは、支払いや送金が一瞬でできること

店側も釣り銭を用意したり、現金を数えたりといった手間が省けます。

 

また、現金の扱いにはかなりの経費がいり、日本では輸送と管理に年約8兆円かかるとされています。

現金の取り扱いが減れば、銀行にとっては現金自動受払機(ATM)や、
支店を削減してコストをおさえられ、小売業やサービス業でも会計や経理にかかるお金を節約でいます。

 

高額紙幣は廃止の流れ

 

2024年度には、紙幣のデザインと人物の肖像が変わります。

 

【1万円】福沢諭吉→渋沢栄一

【5千円】樋口一葉→津田梅子

【千円】野口英世→北里柴三郎

 

紙幣の図柄は偽造を防ぐために、約20年ごとに切り替えられています。

ただ、キャッシュレス化が世界的に進む今、高額紙幣は廃止される流れになってきているようです。

 

渋沢栄一の1万円が最後の1万円になるかもしれません。

 


 

本誌では、現金からキャッシュレス化になること、お金の扱い方、暗号資産などについて解説しています。

 

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