
COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)[電子書籍パッケージ版]
スパイク・リー監督「コロナ前のすさまじく不平等な社会に戻ってはいけない」
アメリカの映画監督、スパイク・リー。 1986年『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』で商業的なヒットを出し、 ブルックリンの黒人街で持ち上がる人種差別騒動を描いた 1989年の『ドゥ・ザ・ライト・シング』ではアカデミー脚本賞にノミネート。 これまで歴史と向き合う映画を撮り続けてきたスパイク・リー監督へ 米紙「ニューヨーク・タイムズ」が行ったインタビューを掲載。 現在、コロナ禍とこの危機があらためて浮き彫りにした格差社会。 そしてトランプ時代を生きる黒人はどう映っているのでしょうか。
彼はニューヨーク市がロックダウンされた3月から、
マンハッタンの自宅に引きこもっていました。
世間との接点は主に自転車。
毎朝マスクをつけてヘルメットをかぶり、5kmから8kmほどをひとりで走るといいます。
コロナについて「そりゃ怖いさ!」と答えるリー。 「怖いから、この黒いケツを家に据えて、外には出ない。生きていることを神に感謝している」と話します。
コロナ禍が到来し、労働者たちが社会のために命を危険にさらしているのを目の当たりにしています。 そしてリー氏はニューヨークのエッセンシャルワーカーを称えようと、 リーは1ヶ月かけて短編『ニューヨーク・ニューヨーク』を撮り、 5月にCNNで披露しました。 「人が嫌がる仕事を引き受けている労働者、食料品店の店員や郵便配達の人たちは職場に行くだけでも命懸けだ。でも仕事に行かないと収入がなくなるから、家に閉じこもってはいられない。労働者を見下していた人たちは、これを機に考えを改めてほしい。今も社会が回っているのは彼らのおかげなんだ」 フランク・シナトラの代表曲「ニューヨーク・ニューヨーク」をバックに、 人影の消えたニューヨークの名所が次々に映し出されていきます。 誰もいない町は不気味ですが、防護服や医療ガウンを着た医師や看護師、 病院スタッフが颯爽と現れるラストには希望が漂います。 「コロナの時代をめぐり、素晴らしいストーリーがたくさん生まれるだろう。小説、音楽、ドキュメンタリー、詩、映画にテレビ番組。外出自粛中の家内工業にぴったりだ!みんなが真実を語ってくれることを祈るよ」 正真正銘のヒーローを映し出し、心を掴むストーリーを彼は作り続けます。 インタビュー全文はこちらからお読みいただけます。
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