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紙とペンとインクの三位一体で生み出す書き心地。
自分好みの紙に出会うと、書く意欲は盛り上がり、書く時間がいっそう愛おしくなります。
そして紙は筆感のみならず、手触りや色もさまざま。
今回の趣味の文具箱では「ありがとう オリゴ糖」、「おめでとう 葛根湯」など
韻踏みと小気味良いリズムで“理屈ではない笑い”を提供し続けるお笑い芸人・ジョイマンから
高木晋哉さんの紡ぐ、目にすれば「頑張ろうと思える」言葉が詰め込まれたノートを特集しています。
つらい時には書くといい
書けば転がっていける

「喋りを20年やっているのに、書く方が得意なんです」
穏やかな表情で話すジョイマンの高木晋哉さんは、お笑い芸人のイメージを覆します。
ステージで見せるエネルギッシュな脱力系ラップと機敏な姿が想像もつかない、
悟りを開いた者のような雰囲気です。
それもそのはず、ジョイマンは人気絶頂期を経て“忘れ去られ”、
始めたツイッターでは生存確認さえされたのだそうです。
その書き込みに「ここにいるよ」と答えてから、頭の中に浮かぶ言葉を綴るようになり、
「やるせない気持ちから救われ、明るくなれた」といいます。
そんな言葉を書き記すのが小型のポエム帳。
高木さんにとってのポエムとは、詩とは異なり、自分の足で一歩一歩進んでいることの証です。
「つらい人は書いたほうがいいと思います。誰に見せるわけでもないノートに、自分の黒い部分を書くことは、いい作用になる。いけるところまでいった方が転がっていけますから」
最近はスマートフォンで書き記すことも増えたのですが、手書きとはリズムが違うと感じるそうです。
書く習慣から生まれた言葉をブログやツイッターで発信し続けて12年。
いつしか高木さんの言葉に心揺さぶられ、励まされる人が激増していきました。
「文具店にいくとテンションが上がります」という高木さんの愛用する文具は
0.3mmのシャープペンシルとボールペン。
ノートは表紙に折れ目がついたり、ボロボロになったりしても使い続ける…
そこから生まれる言葉は、これからも私たちを元気づけてくれることでしょう。
本誌では、自分でも書きたくなるノートやペンなどの文具が紹介されています。
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